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| 令和8(2026)年大相撲3月場所・総評 | ||
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●幕内● 今場所は、関脇の霧島が14場所ぶりに3度目の優勝をしました。14日目に 優勝争いをしている3人がそろって負けての優勝が決まるのは史上初と いうことで。千秋楽だったら平成27(2015)年の11月場所に同じようなことが ありましたね。ですが、この3場所の霧島は、強さが際立っていましたし、 大関復帰の濃厚で嬉しい限りです。霧島の娘さんが優勝のバンザイをやりたい から優勝して欲しいと言われていましたが、叶えられて良かったです。 優勝争いは、4枚目の隆の勝、5枚目の琴勝峰、10枚目の豪ノ山あたりが 争いましたね。 横綱の大の里は休場、大関の安青錦は綱取りでしたが、負けが込んで7勝と 負け越し、来場所はカド番となりました。大の里も安青錦も今まで順調過ぎた ということで、このような壁にぶつかった経験も大事で、勉強の場所に なったのではないかと思います。またこれを乗り越えてさらに強い力士に なってもらいたいと思います。 大関の琴櫻ですが、令和6(2024)年11月場所以来の2桁勝利となりましたが、 ここまで力強い相撲を取れるのならもっと勝って優勝争いに絡めないかなと 思ったりもしますが、今後に期待しています。10勝は嬉しいです。 新小結の熱海富士が9勝と勝ち越したのは見事です。2枚目の藤ノ川も初の 上位総当たりで8勝は見事です。あとは、14枚目の千代翔馬、16枚目の朝白龍 が10勝と健闘しましたね。 9枚目の玉鷲ですが、4日目に幕内出場回数通算1471回となり、単独史上1位 となり、現時点で1482回となりました。幕内勝利数は、千秋楽で日馬富士と 並ぶ史上8位の712勝となりました。凄い記録をどんどん作りますね。 関脇の高安は、後半に崩れての負け越しは残念です。筆頭の義ノ富士、 2枚目の美ノ海もはね返されましたが、また立て直して頑張ってもらいたいと 思います。今場所は勉強の場所だったように思えます。 新入幕の13枚目の藤青雲は10勝、再入幕の17枚目の琴栄峰は9勝と勝ち越した のは嬉しいです。新入幕の17枚目の藤凌駕は負け越し、残念です。 来場所ですが、霧島が大関に昇進。関脇は熱海富士、若隆景。 小結は高安、藤ノ川。平幕に陥落は若元春。新入幕は若ノ勝。再入幕は竜電。 十両に陥落は、翠富士、藤凌駕と予想します。 ですが、高安は、関脇残留も考えられそうですね。 ●十両● 今場所は、10枚目の出羽ノ龍が優勝しました。今場所は、3枚目の若ノ勝、 11枚目の一意、14枚目の風賢央が優勝争いをしましたね。そして、若ノ勝との 優勝決定戦を制しました。出羽ノ龍、一意、風賢央は、幕内を目指して もらいたいですね。そして、若ノ勝はいよいよ幕内ですね。 あと、9枚目の羽出山も10勝と来場所は再入幕を狙えそうですかね。 12枚目の剣翔ですが、15戦全敗となりました。十両力士の全敗は 令和2(2020)年11月場所の富士東以来約6年ぶり。関取としては、幕内で 全敗した令和4(2022)年11月場所の照強以来約4年ぶりということで 左膝の怪我を抱えての相撲でしたが、千秋楽まで休まずに相撲を取り切ったのは よく頑張ったと思いますし、不名誉な記録かもしれませんが、これも勲章、 敢闘賞ものではないでしょうか。 新十両は、11枚目の寿ノ富士は10勝と良い感じですね。13枚目の藤天晴は、 5勝。5日目から崩れたのが残念です。また再十両を目指して頑張って もらいたいです。 来場所ですが、新十両が大花竜。再十両が栃大海、白鷹山、炎鵬。 幕下に陥落は、剣翔、島津海、藤天晴、荒篤山と予想します。 ●幕下● 今場所は、28枚目の和歌ノ富士が優勝しました。三段目の生田目が下の 幕下の全勝力士を蹴散らして、6番相撲が終わった時点で全勝が和歌ノ富士 1人になったのでどうなるかと思いましたが、7戦全勝で良かったです。 2場所目での優勝は今後注目ですかね。「1年後には幕内に」という目標を 言っておられましたが、1年後にそうなっていることを願います。 幕下上位は、筆頭の栃大海、2枚目の白鷹山、3枚目の貴健斗、4枚目の炎鵬 が勝ち越して、十両昇進はどうなりますかね?あと、7枚目の嵐富士が5勝、 10枚目の豪刃雄が5勝、17枚目の大皇翔が6勝とこのあたりが十両を狙えそう ですかね。12枚目の北天海の4勝もいい感じに上がりそうですかね。 今まで順調に番付を上げてきた11枚目の可貴は、1勝とはね返されましたね。 また体勢を立て直して頑張ってもらいたいです。 幕下最下位格付出の不動豊は4勝で勝ち越しでした。 ●三段目● 今場所は、3枚目の元十両・生田目が優勝しました。21枚目の豊雅将との 優勝決定戦を制しました。ですが、生田目は幕下の全勝力士を次々と 蹴散らしていったのは凄かったですし、いよいよ復活してきましたね。 また関取復帰を目指して頑張ってもらいたいです。 32枚目の元十両・大雷童は、自身初めての初日から6連敗して7番相撲で 1勝を挙あげましたが、「こんな経験ができて、相撲は改めて面白いと 思いました。体をつくって出直します」と言っておられました。 辛かったとは思いますが、よく頑張ったと思います。 あと、75枚目の朝前進は5勝、三段目最下位格付出の甲斐田は5勝と 良い感じです。 ●序二段● 今場所は、8枚目の旭富士が優勝しました。100枚目の元十両・木竜皇との 優勝決定戦を制しました。旭富士は本当に強いですね。どこまで快進撃を 続けるのか楽しみです。木竜皇もいよいよ復活してきましたね。 また関取復帰を目指して頑張ってもらいたいです。 序二段98枚目の宇瑠寅(うるとら)ですが、今場所5勝しましたが、 決まり手は全部「足取り」で勝っているという凄い記録を残しましたね。 なかなか足取りの名手と言うか。 ●序ノ口● 今場所は、12枚目の阿龍(あーろん)が優勝しました。12枚目の小力、 18枚目の勝盛との1敗同士による巴戦を制しました。阿龍もまた復活の第一歩 ですね。 ●富山県出身力士● 今場所は富山県出身力士が全員勝ち越しました。嬉しいです。 幕内は前頭12枚目の朝乃山は8勝。幕下は27枚目の旭水野は4勝、 48枚目の鶴英山6勝。三段目は80枚目の坂林は4勝。 序二段は、23枚目の富豊は5勝、63枚目の飛弾野は4勝、79枚目の霧乃華は 4勝でした。 ●引退● 元幕内の大翔鵬、元十両の紫雷(しでん)、元十両の千代栄が引退しました。 大翔鵬は、幕内下位ですが、頑張っていたのが印象的でした。 紫雷は、幕下が長かったですが、十両昇進は頑張ったなと思いました。 千代栄は、31歳での十両昇進はよく頑張ったと思いました。 今までお疲れ様でした。 |
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| write:2026/03/22 | rewrite:- | update:2026/03/22 |