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令和6(2024)年大相撲11月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は、琴櫻、豊昇龍、隆の勝、尊富士の4人が優勝争いをしましたが、 最終的には琴櫻、豊昇龍の大関2人になり千秋楽での相星決戦になりましたが、 これを琴櫻が制し、初優勝となりました。これは、先代の琴櫻と同じく、 27歳での優勝、大関5場所目での優勝となりました。琴櫻が優勝して くれたのは本当に嬉しいです。 相星決戦で敗れた豊昇龍も今場所は良い相撲を取っていたと思います。 これからもこの感じでいけたら、また、今場所は優勝を逃したのは 相当悔しかったようで、その意気であれば、また優勝もできると思いますし、 横綱も目指せると思います。来場所はこの2人の綱取りが楽しみです。 新大関の大の里は、9勝でしたが、勝ち越したのは上出来だと思います。 ですが、他の力士からは色々と研究されているのかなという思いです。 なので、大の里にとって今場所は、勉強の場所になったのではないかと 思います。また、これらを跳ね返して、大の里も優勝争いに加わって もらいたいと思います。 小結の若元春は、10勝とこれで大関取りの起点になったので、また大関を 目指して頑張ってもらいたいです。筆頭の平戸海、筆頭の王鵬、 4枚目の美ノ海、4枚目の欧勝馬は、勉強の場所になったのかな、 そんな気がします。特に平戸海は、12日目まで1勝でしたが、それでも 良い相撲を取っていたと思いますので、また出直しですが、まだまだ強く なれるような気がします。 新入幕の16枚目の獅司と17枚目の朝紅龍は負け越しと残念です。ですが、 新入幕の獅司と新十両の安青錦とウクライナ出身の2人がダブル昇進して くれたのは嬉しかったです。 ●十両● 今場所は、筆頭の金峰山が優勝しました。これでまた幕内に戻れそうですね。 そして、優勝争いは、最初は、14枚目の欧勝海、7枚目の剣翔の2人が 展開していましたが、11日目から欧勝海が休場、剣翔がトップに立ちますが、 12日目から崩れていったのは残念です。 2枚目の伯桜鵬、4枚目の玉正鳳、6枚目の紫雷、11枚目の安青錦、 12枚目の栃大海、14枚目の欧勝海はみんな10勝を挙げて健闘しましたね。 特に玉正鳳が新入幕いけそうなのが嬉しいです。 新十両は、11枚目の安青錦、13枚目の若碇、13枚目の琴手計改め琴栄峰 でしたが、安青錦はウクライナ出身で所要7場所でのスピード昇進、 若碇は、元幕内・大碇の甲山親方の息子で、史上13組目の親子関取誕生、 琴栄峰は、琴勝峰の弟で、現役では英乃海―翔猿、若元春―若隆景に続いて 3組目、史上18組目の兄弟同時関取が誕生となりました。 安青錦は10勝と良い感じですね。若碇、琴栄峰は7勝でした。また来場所 頑張ってもらえたらと思います。 ●幕下● 今場所は、48枚目の長内(おさない)が優勝しました。7月場所で土俵下落下 で首を痛めて救急搬送となりましたが、その後も出場して、今場所の優勝と なりましたので、本当に良かったです。31枚目の北勝丸も健闘したと思います ので、また十両を目指して頑張ってもらいたいです。 筆頭羽出山(はつやま)は、5勝、2枚目の木竜皇は5勝とこの2人が来場所 十両に昇進しそうですね。」あと、6枚目の風賢央と7枚目の若ノ勝が来場所 は十両を狙う場所になりそうですね。 それから、22枚目の石崎は6勝、39枚目の大花竜は6勝とこの2人も来場所は 番付を大きく上げそうですね、 そして、今場所は、以前から東大出身の力士ということで、注目されていた 34枚目の須山が幕下に昇進しました。正直言ってここまでやってくれるとは 思わなかったので、正直に嬉しいです。ですが、今場所は1勝と、 幕下の厳しさを知った勉強の場所だったのかなという思いです。 来場所は三段目に陥落すると思いますが、また今度は、まずは幕下に定着して、 そして、初の東大出身関取を目指して頑張ってもらいたいです。 |
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write:2024/11/26 | rewrite:- | update:2025/01/16 |