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令和6(2024)年大相撲9月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は、関脇の大の里が2度目の優勝をしました。これで大関昇進に なりそうで嬉しい限りです。それを関脇の霧島、7枚目の若隆景、 13枚目の錦木、15枚目の高安が優勝争いをしていましたね。 ただ、霧島については、先場所にこのぐらい勝てていれば…と惜しまれます。 また、大関に復帰してもらいたいと思います。あと、錦木の自己最高を更新の 11勝ですね。 琴櫻と豊昇龍の大関2人は、どうなるかと思いましたが、2人とも勝ち越せて 良かったです。来場所こそ優勝争いをしてもらいたいものです。 2枚目の王鵬が9勝とどこまでやれるかなと思っていたのですが、2大関を 撃破して9勝してくれたのは嬉しいですし、力を付けてきたなという思いです。 3枚目の若元春が11勝、4枚目の正代が10勝も良いですね。正代は、4連勝→ 4連敗→6連勝とツラ相撲でしたが、ここまで勝ってくれたのは嬉しいです。 5枚目の宇良も2大関撃破は見事です。7枚目の美ノ海も、10勝してくれた のは嬉しいですし、ここまでやってくれるとは思いませんでした。 新入幕の14枚目の阿武剋、16枚目の白熊は負け越し。残念です。来場所は 十両に陥落すると思いますが、また幕内に上がってきてもらいたいです。 三役ですが、僕の予想では2関脇2小結になると思いますが、もしかしたら 3小結、4小結の可能性もありそうですね。 ●十両● 今場所は、11枚目の尊富士が2度目の優勝をしました。今場所は尊富士が 強さを発揮しましたね。また幕内で力を発揮してもらいたいと思います。 あと、筆頭の千代翔馬が優勝争いをしていましたね。終盤に崩れたのが残念 でしたが、10勝は見事です。 2枚目の時疾風と2枚目の獅司が9勝と良い感じで嬉しいです。 あと、8枚目の朝紅龍も11勝は見事です。新入幕は行きそう?ですかね。 14枚目の嘉陽は11勝で良い感じですね。 新十両の12枚目の大青山と12枚目の木竜皇は負け越し、残念です。 ●幕下● 今場所は、16枚目の羽出山(はつやま)が優勝しました。あと1、2枚上 だったら来場所十両昇進でしたなという所ですが、来場所は筆頭になるかと 思います。新十両目指して頑張ってもらいたいです。あと、55枚目の朝興貴 も6連勝でなかなか頑張ったなという思いです。 筆頭の栃大海、2枚目の若碇、3枚目の千代丸、4枚目の生田目、 4枚目の安青錦、5枚目の琴手計あたりが十両に昇進しそうですかね? 9枚目の上戸と13枚目の宮城が来場所十両を狙えそうですかね。 あと、24枚目の黒姫山と28枚目の旭海雄が6勝となかなか注目ですかね。 それから、王鵬の弟の42枚目の夢道鵬も5連勝で優勝争いをしましたね。 幕下最下位格付出の三田は6勝と来場所は幕下の中位ですかね。 ●三段目● 今場所は、51枚目の川副が優勝しました。川副は、元十両の輝鵬ですが、 ようやく復活してきましたかね。十両復帰を目指してもらいたいです。 東大出身の10枚目の須山ですが、この地位で6勝は驚きました。 いよいよ幕下ですね。ここまで来たら、初の東大出身関取を目指して もらいたいと思います。 60枚目の山藤ですが、一般人体型の極細マッチョなイケメンとネットの ニュースで挙がってましたね。その記事で対戦相手の飛騨野が出てきましたが 「ああ、富山県出身の力士だ…」とか思ったり。 富山県出身の力士ですが、46枚目の富豊が4勝で勝ち越しました。 61枚目の飛騨野は2勝、63枚目の千代烈士は3勝、64枚目の坂林は3勝でした。 25枚目の旭水野は2勝と、三段目上位の壁にぶつかってますかね。いつか ぶち抜いて、幕下を目指してもらいたいです。31枚目の常川は7戦全敗。 本当に残念です。 ●引退● こちら 元関脇の妙義龍、元関脇の碧山、元十両の大成龍、元十両の琴裕将が 引退しました。皆様、今までお疲れ様でした。 妙義龍は、三役在位は13場所で金星は6個ですが、幕内上位で活躍していた のが印象深いです。碧山は、幕内在位71場所と長い間幕内で頑張っていたのが 印象的でした。大成龍は、十両昇進当時は大成道の四股名でしたが、 その後、令和4(2022)年9月場所で幕下優勝をしたのが印象深いです。 琴裕将と言えば、前の四股名の琴稲垣の頃は、幕下20枚目代でよく 跳ね返された印象がありますが、琴裕将に改名してからはその壁も 乗り越えて十両に昇進、十両を2場所務めたのが嬉しかったです。 それにしても今場所は、関取や元関取の引退が相次いでますね。 これも時代の変わり目なのかなと思ったりします。 |
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write:2024/09/24 | rewrite:2024/09/25 | update:2025/01/16 |