2024/08/08 薔薇の宮殿・Picaresque Tour 2024 FINAL 東京
1.Riki(リキ)
この日は、若干遅れ気味に来場して、もう既にRikiさんがライブをされて
いたのですが、紫色の髪とメロディアスでキャッチ―な曲調で、今はRikiさん
の番だなというのは分かりました。

Rikiさんの曲は、歌ものでメロディがしっかりしているロックといった感じで
ボーカルも安定していて良かったと思います。特に高い声が奇麗でした。
2曲目と最後の曲の「Life」が良かったです。あと、振りも良かったです。

ライブですが、ステージにはRikiさんが1人で歌っており、曲はバックで
流してやっている感じでした。10年以上前ですが、こんなやり方でライブも
できるのかな、でもこのようにライブをやっている人って聞いたことないな
とは思っていたのですが、今はこういうやり方でライブをやっている
アーティストもいるのだなと思い、新鮮で良かったです。

Rikiさんのライブは、CDも良いのですが、むしろライブを見た方がもっと
良さは分かるかな、そんな思いでした。

最後に、Rikiさんが歌っている時に一緒に振りをやってくれたのは嬉しかった
と言っておられて、僕もそう言って頂けて嬉しかったです。

2.glamscure(グラムスキュア)
●セットリスト●
1.夢のまた夢
2.Succubus
3.覚醒とプシュケ
4.切ないは異説
5.灰色の空、サイレンの声
6.voices
7.fruitless

ヴィジュアルですが、ギターのハルイさんとベースの祈~いのり~さんは、
わりと普通にヴィジュアル系といった感じですが、ボーカルのケイオスさんは
中世ヨーロッパは感じでしたかね。

基本は激しい曲でサビがメロディアスなのが良かったですし、バックで
ピコピコした打ち込みの音やストリングスを活かした曲調なのが特徴かなと
思いながら聴いていました。

今回は、ドラムにトラブルがあって、その間はMCで取り持っていたのは
良かったです。大阪の通天閣やたこ焼きを食べたとかそのような話をされて
いましたね。

3.deva:ed(ディヴァエデ)
deva:edは、大阪のバンドで、You-sukeさんは、ギター&ボーカル、
彌生(やよい/「彌」は「弥」の旧字体なのですね)さんはベースの
2人体制のバンドで、ドラムなどの音は打ち込みでライブをやっています。

曲調は、激しい音を出していますが、それでもメロディが際立っていて
1曲目は奇麗な曲調で2曲目はデスヴォイスで歌われていましたね。
このバンドは良かったので、また機会があれば見ていみたいと思います。

4.La'veil MizeriA(ラヴェイルミザリア)
La'veil MizeriAは、曲もヴィジュアルも90年代末期のヴィジュアル系を
彷彿とさせる感じですね。ダークでシャウトや時おり奇妙な笑い方をしたり
といったパフォーマンスで懐かしい感じがしました。あと、サビで
メロディアスになるのは、今のヴィジュアル系らしいかなと思いました。

MCでツアーのスケジュールを話しておられましたが、やはり名古屋や大阪が
多かったですね。それでも色々な場所を回っておられるかなという思いです。
そして、ツアーファイナルが新潟と、そこでホームグラウンドの大阪とか
にはしなかったのですね。

このバンドは、90年代末期のダーク系ヴィジュアルバンドが好きな方には
おすすめですし、あの頃の空気を感じさせてくれるバンドだと思います。

5.Zeke Deux(ジークデュー)
●セットリスト●
1.Alive
2.Fata Morgana
3.Catharsis
4.Lucifer
5.Phantom Pain

今回は夏らしく浴衣でのライブでしたね。このようなヴィジュアルでの
ライブは初めてで不思議な感じがしましたが、それでも新鮮でした。
やはり、「Fata Morgana」を歌っておられた時は、観客との一体になった
振りが良いですね。「Lucifer」は、Kakeruさんが観客席に寄りかかったり
観客席に降りて観客を前に押し出したりして、観客の方も逆ダイをしたり
していましたね(と言っても前の人に軽くぶつかっているだけです)。

メンバー全員力を抜いてライブを楽しんでいるような印象を受けました。
それでもしっかりとした歌と演奏は見せてくれていたと思います。

6.VAMPIRE ROSE(ヴァンパイア・ローズ)
●セットリスト●
1.薔薇冥界
2.エリザベート・バートリー
〜MC〜
3.GENESIS
4.DYSTOPIA
5.Blood 〜宿命の薔薇〜
6.Ultimate Rose

VAMPIRE ROSEは、ひたすら激しい音の塊をぶつけてきたようなライブでしたね。
ボーカルのローズ伯爵はかなりシャウトをしていましたが、その中で
メロディアスに歌っているのが良かったです。このバンドは、激しい曲調の
ヴィジュアル系が好きな人におすすめです。といった所ですが、僕も
このバンドのライブを見るのは初めてでよく分かっていないので、
もしかしたらこのバンドの一面を見せただけという可能性もあるかもです。

あと、ローズ伯爵が「忠誠を」と繰り返していた場面もありましたが、
これは、NETH PRIERE CAIN(ネスプリエールカイン)の「祈り」とかそれみたい
と思ったりもしました。

7.薔薇の宮殿-Rose'n Palace-
薔薇の宮殿は、今回がツアーファイナルということで、メンバー全員気合が
入った演奏をしてくれたと思います。ロザリアさんの心を込められた、そして
力を込められた歌が良かったですし、演奏も安定の良さがありました。
たもつさんのギターソロやたもつさんと成瀬りゅーたさんが背中合わせで
演奏している所も良かったですし、音も2人しっかり合っていたと思います。
どっしりと正確に打ち込んでいくベース、ドラムの方の激しいドラミングも
良かったです。

あと、アンコールでドラムに少々トラブルがあったのですが、イヤホンの
調子が悪くなっていたみたいですね。

そして、この日のライブは最高で夢見ごこちでした。

MCですが、この日に10月5日にワンマンをやるという発表がありました。
この時は嬉しかったのですが、このライブ、見に行けなかったのですよね。
そして、このワンマンライブでだったかと思いますが、今年いっぱいで
薔薇の宮殿が活動休止にんあることが発表されました。大好きなバンド
だったので本当に残念ですが、最後の12月31日のライブは長時間やるとの
ことなので、またこの日に見に行くことを楽しみにしたいと思います。

<余談(オリジナルカクテル「Picaresque」)>
この日ですが、当日限定でオリジナルカクテル「Picaresque」が販売されて
いました。このカクテルはロザリアさんのプロデュースなのでしょうか?
ジン+トニックウォーター+パルフェタムールのカクテルということで、
色は紫で、味は炭酸が効いていて渋みのある美味しいものでした(写真右)。

<余談(2ショット写真撮影)>
今回は、薔薇の宮殿のロザリアさんとたもつさんの2人と2ショット写真撮影
をして頂きました。この日の僕の服装は、4月のインストアイベントで
着ていた服だったのですが、本当にありがたいことに、たもつさんが凄く
気に入って下さって、特にジャボブローチが気に入って下さいました。

僕としても本当に嬉しかったので、それならば今回はこの服装で、
ロザリアさん(写真左)、たもつさん(写真中)と一緒に2ショット写真撮影
をしたいと思い、あの服装で2ショット写真撮影をして頂きました。
ロザリアさん、たもつさん、本当にありがとうございました。


しかし、凄い長文ですね。実は、書いた自分が一番驚いていたりします。
ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます。
write:2024/12/25 rewrite:- update:2025/01/16


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