2024/04/23 古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い
供物を運ぶ人々の浮彫は、絵が奇麗でした。ラーモセとピプウイの像は、
仲睦まじい感じで良いです。ラーモセは、第19王朝のハトホル女神に仕えた
神官で、ピプウイは、女性歌手ということで。オシリスは、凛々しいです。
ホルスは、鷹の姿ですが、凛々しくて力強い感じがします。

ハルポクラテス像は、ホルス神の子供の頃の姿ということで、子供で
指をくわえた姿で表されていますね。イムヘテプ像は、立派な感じでした。
バステト女神は、1つの猫の頭で、もう1つは、まさに猫の姿そのもの
でした。どちらも可愛いです。セクメト女神は、第18王朝の頃のものですが、
顔が少し壊れていますね。ですが、細かくて大きいです。

彩色木棺は、第30王朝からプトレマイオス朝のもので、ミン神の神官の
パシェリエンイルアァのものということで、白地に絵が奇麗でした。
棺の中央下にはヒエログリフが書かれていて奇麗でした。ヒエログリフの
内容は、「彼の死後の安堵と保護を願う内容が記されている」とのことでした。

エネヘイ像は、第19王朝の神官プタハ・メイと妻ハトシェプストの娘
「エネヘイ」ということで、白くて大きくて奇麗でで、表情は穏やかな
感じがしました。左手には「シストルム」という楽器を持っています。
あと、これはカァ像??

今回は、小規模でしたが、それでも、古代エジプトの興味深い品々が見れて
良かったです。特に、彩色木棺、エネヘイ像、セクメト女神像、
バステト女神像が良かったです。


松岡美術館 常設展示
こちら
write:2024/04/25 rewrite:- update:2024/09/04


Back

Archive