2024/07/10 刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展 -刀剣男士のひみつ-
最初に、映像が流れて、この展覧会のナビゲートキャラクターの
「きゅうのすけ」が日本刀について解説していました。

それからは、刀剣乱舞のキャラが刀剣についてのクイズを出題している
コーナーがありました。

あと、日本刀の原材料、作り方、形状などについての解説があり、
刀剣の種類で、刀、短刀、脇差、打刀、太刀、大太刀についての解説が
ありました。日本刀は、素早く突いて斬り倒すもの、それに対して
西洋の剣(ソード)は、力を乗せて叩き斬るものという日本と西洋の剣の比較
も載っていました。それから、日本刀は時代によって形が違うことや、
「村正」や「正宗」日本刀についての説明も載っていました。

それから、日本刀の作り方の説明もあり、日本刀作りには、木炭が最適
とあり、玉鋼を作り、刀を熱して作ることが説明されており、
その「玉鋼」を触ることができるコーナーもありました。触った感触は、
ゴツゴツしている感じでした。それから鍛錬し、焼き入れを行うことが
説明されていました。あと、刀を研ぐ時の道具や砥石が展示されていました。

あと、最新科学実験で日本刀を解析してみたことも書かれており、刀は、
5つの層に分かれていることが解明されました。

鎌倉時代に作られたとされる大太刀の祢々切丸(ねねきりまる)の重さを
体感できたりするコーナーがあったり、日本一長い日本刀の「破邪の御太刀」
が展示されていましたが、刀身が4m66cm、重量も75kgあるもので、
凄い長いです。なんか槍みたいと言うか、こんなの扱えるのだろうか、
とか思ったり。(マンガ「花の慶次」に登場する前田慶次だったら使えそう
かなとか思ったり)

それから、剣術道場についての説明もあり、刀の扱い方、振り方、
振り下ろし方が説明されていました。あと、「今剣(いまのつるぎ)」という
源義経の守り刀であり最期を共にし、自刃した短刀についてや、
刀の復元プロジェクトや奉納プロジェクトについても書かれていました。

この展覧会は、刀剣乱舞をメインに押し出していますが、日本刀についての
説明や日本刀の作り方や祢々切丸の重さを体感できるコーナーや
「破邪の御太刀」や「今剣」についても説明されており、日本刀について
色々と興味深いものが見れたと思います。あと、展覧会の会場内に刀剣乱舞の
キャラのパネルが色々とありましたので、刀剣乱舞が好きな方にも楽しめると
思います。なので、刀剣乱舞が好きな方をはじめ、日本刀について
興味がある方にもおすすめの展覧会です。
write:2024/07/13 rewrite:- update:2024/09/04


Back

Archive