「世界ふしぎ発見!」は、1986年4月19日から2024年3月30日まで38年間、
1700回を超える放送があった番組ですが、最初にテレビ放送の年表が展示
されていましたが、世界史だと、古代エジプト、古代マヤはもちろんのこと、
ティムール朝やペトラも放送されていたのですね。日本史だと、関ヶ原の戦い
や藤原定家も放送されていたのですね。この年表、本当に長くて、この番組の
歴史を感じさせます。
あと、番組企画書、カメラ、ビデオテープ、現地取材の7つ道具が展示されて
いました。あと、番組制作の流れも紹介されていました。
アジアのコーナーでは、エベレスト、台湾、万里の長城、古代クメール朝の
アンコールワット、タイ、インドなどのエピソードが紹介されていました。
オセアニアのコーナーでは、グレート・バリア・リーフ、ミクロネシア、
エアーズロック、失われた大陸のジーランディア、南極海について書いてあり、
エピソードについては、ニュージーランドの樹齢1200年の木について
紹介されていました。
展示物としては、石斧は、シンプルでした。あかくみ(カヌー用)やココナツ
を割る物も展示されていました。こんな物があったとは。
アフリカのコーナーでは、キリマンジャロ、エジプト、ナミブ砂漠、
タンザニアのオルドイニョ・レンガイ、ビクトリア湖、マダガスカル共和国、
モーリシャス、ダナキル砂漠について紹介されていました。
展示物としては、水筒、牛角は、アフリカで使われていた物でした。
ンデベレ女性衣装は、不思議な感じで奇麗でカラフルなのが良かったです。
南アフリカ(南アフリカ共和国)のンデベレ族のものということで。
ヨーロッパのコーナーでは、クレムリン、オランダ、ベルギー、
イタリアのプラート城、ベルサイユ宮殿、ポーランドについて紹介されて
いました。
北米のコーナーでは、イエローストーン国立公園、グランドキャニオン、
ケベックのウインターカーニバル、砂漠(砂丘)が化石化した場所の
ホワイト・ポケットについて紹介されていました。
展示物としては、カチナ人形は、エスニックで不思議な感じがしました。
なんかアフリカのものみたいでした。
中近東のコーナーでは、ペトラ、ヨルダンの地上絵、トロイ遺跡、
カッパドキアについて紹介されていました。
南米のコーナーでは、アンデス、インカ、イースター島、メキシコ、
アマゾン、アンデス、ギアナ高地、マチュピチュ、ガラパゴスについて
紹介されていました。
あと、スタジオ収録の現場や番組のレギュラーやディレクターが番組について
語っているパネルがあったり、タイトル映像の変遷が展示されていました。
さらに、スタジオを再現したセットもあり、これは凄かったですし、
圧巻でした。あと、歴代ヒトシ君人形や出演者のサインもありました。
「世界ふしぎ発見!」は、1986年4月19日から2024年3月30日まで38年間、
1700回を超える放送があった番組ですが、こうして見ていると、
分かる場所もあれば分からない、今回初めて聞いた場所もあったりして
38年間で本当に色々な場所を取材したのだなと思いましたし、展示品も
めったに見られないものばかりでしたので、とても興味深いです。
そして、スタジオを再現したセットは、本当に圧巻でした。
|