23.ヒトの進化と文化の発展(リトルワールド 常設展)
昨年の4月2日に「世界ふしぎ発見!展」を見るために愛知県犬山市にある
リトルワールドに行ってきましたが、その時に常設展も見てきましたので、
今回は、常設展で開催されていた「ヒトの進化と文化の発展」について
書こうと思います。

最初に、ヒトとサルの進化、猿人と原人のくらし、ヒト以外の動物が使う道具
について書かれていました。チンパンジーは、細い棒でアリを釣る、
原石の利用について書いてありました。猿人化石頭部は、小さいが凄かった
です。

あと、打器(チョッパー)、剥片(はくへん、フレイク)、打製石器について、
握槌・握斧といった磨製石器、尖頭器、猿人・原人の頭骸骨について書かれて
いました。

それから、旧人、新人のくらし、氷期のくらし、人々が工夫している生活、
旧石器時代後期の洞窟内に描かれた絵ということで、ラスコー、アルタミラ
について書かれていました。ラスコーの洞窟の再現もありました。これは、
2016年~2017年あたりに開催されていた「ラスコー展」でもあったなという
思いで見ていました。

あと、進化をめぐる前頭葉の研究と話題、発掘の様子、地層の内部、
色々な道具の展示があり、ヒトはどうなるか、ヒトはどこへ行こうと
しているのだろうか、ということが書かれていました。

文化については、インドネシアに住んでいるバタック族の布と石板、
チベット語の展示がありました。

人のつながり社会については、色々な物や、祖先像、儀礼用椅子などは、
エスニックでアフリカな感じがしました。なんか画家のパブロ・ピカソが
絵画を描くヒント、キュビズムのヒントにしてそうな感じの物と言いますか。

そんな感じで、原始時代からの猿人、原人、ヒトの進化や暮らし、
様々な文化を堪能できて、とても良い展示でした。


世界ふしぎ発見!展
こちら
write:2025/03/11 rewrite:- update:2025/03/22


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