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2013/05/23 ラファエロ | ||
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に行った後は、「ラファエロ展」に 行ってきました。 ラファエロは最初は父から、父の死後はペルジーノから絵を教わった ようですね。あと、ダ・ヴィンチの作品も参考していたようで。 それから、教皇ユリウス2世、レオ10世が重用してヴァチカン宮殿の装飾 も行いました。 そして、描かれた絵画ですが、キリスト教関連のものが 多かったです。パドヴァの聖アントニウス、アッシジの聖フランシスコの肖像、 聖セバスティアヌスの肖像などを描いています。セバスティアヌスは 矢を持っているのが印象的でした。あと、「死せるキリストの運搬」は 亡くなったキリストの表情が印象的でした。この作品はその当時の有力者 だったアタランタ・バリオーニの注文で息子のグリフォネットを追悼する ために描かせたもので、原作は教皇パウルス5世に渡り、その後パネルは 分割されてしまいます。 あと、聖母子像ですが、背景は後世に黒く塗りつぶされたようですね。 それが、聖母マリアとキリストを際立たせる形のなったのでこれは これで良いのかもですね。それから、「牢獄から解放される聖ペテロ」 がとても綺麗でしたし、「ベルナルド・ヴァーツィ枢機卿の肖像」は 生き生きと描かれていると思いました。 ラファエロの絵画ですが、聖書に登場する人物や聖人が描かれていて その場面を思い起こせるような感じでとても興味深く見ていました。 ルネサンス期を代表する画家として教皇にも重用されて様々な場面で 活躍した人なのだと思いました。 今回、「ダ・ヴィンチ展」、「ラファエロ展」ときて今度は 「ミケランジェロ展」もあるみたいですね。9月から開催されますが、 また楽しみにしております。 |
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write:2013/05/27 | rewrite:- | update:開設日 |