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2013/08/17 ルーヴル美術館展~地中海四千年のものがたり~ | ||
ルーヴル美術館ですが、1793年に開館し、これまでに970万人以上が 来場している美術館で古代ギリシア、古代エジプト、エトルリア、ローマ、 オリエント、イスラムの美術品を収めています。 古代エジプトだと棺にコフィンテキストが書かれているのが綺麗でした。 あと、エジプト様式の男性像にエジプト語とギリシア語で文字が 書かれているのが興味深かったです。それから、エジプトの神々は ギリシアの神々になぞらえている所もあり、オシリスの妻イシスは アフロディテ、アピス神はセラピスといった具合になぞらえています。 イシスの頭部の像がありましたが、ギリシア様式で作られていました。 あと、牡牛をほふるオリエントの神ミトラスの浮彫が綺麗で凄かったですし、 ヌミディア王ユバ1世(前60~前46年)とマクレタニア王ユバ2世 (前25~後23年)の像が印象的でした。 ローマ美術については、最初に見たオクタヴィアヌスの像が力強い印象を 受けました。あと、ハドリアヌス帝、セプティミウス・セウェルス帝の 胸像が良かったです。セプティミウス・セウェルス帝はギリシア的でしたね。 ルキウス・ウェルス帝の巨大な頭部像が綺麗でした。 キリスト教関係の絵画もありましたが、こちらはビザンツの文化という 感じがしました。ルネサンス期のものは絵の描写が細かいと思いました。 今回の展示ですが、古代エジプトから古代ギリシア、ローマ、 キリスト教の文化、イスラムの文化と時代を下るにしたがって様々な国や 文化の影響を受け、そして変化していく様を見ることができました。 地中海の美術の移り変わりだけでなく歴史も垣間見ることができて とても興味深かったです。 また、このような美術館展を見に行きたいと思います。 次はミケランジェロ展ですかね。 |
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write:2013/09/03 | rewrite:- | update:2013/10/01 |