25.小惑星リュウグウに最古の岩石
探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った試料を分析したところ、
太陽系最古の微量の岩石が見つかったと北海道大などの研究チームが発表した。
岩石は45億6730万年前のもので、太陽系の誕生直後に形成されていた。
太陽系の天体が作られたメカニズム解明につながる成果で、論文が16日、
科学誌に掲載された。

北大の川崎教行准教授らの研究チームは、リュウグウから2020年に持ち帰った
試料の一部である、カルシウムやアルミニウムを含む岩石を分析。
放射年代測定法で調べると、これまでの試料より500万年ほど古い時期に
できたと推定された。

現在のリュウグウを構成する物質は、主に水との反応でできた鉱物だ。
分析した岩石は水と反応せずに残っており、より原始的なリュウグウの姿を
とどめていると期待される。

リュウグウは太陽系初期に生まれた直径数十キロ・メートルの母天体に、
別の天体が衝突して飛散した岩石で形成されたとされる。

研究チームは「太陽系の天体がどのように進化したのかを理解する重要な
成果だ。他の小惑星の試料も分析し、惑星形成理論を解明したい」としている。


45億6730万年前の岩石で、太陽系の誕生直後に形成のものを取ってこれていた
のが凄いですね。これで太陽系の形成とか解明してもらえたら嬉しいですね。


小惑星リュウグウに最古の岩石、太陽系誕生直後の45億年余り前…天体の生成メカニズム解明へ
こちら
write:2025/07/23 rewrite:- update:2025/09/28


Back

Archive