平成26(2014)年大相撲3月場所・総評
●幕内●
今場所は鶴竜が初優勝しました。隠岐の海には不覚を取りましたが、その後は
安定した取り口で優勝しましたね。いよいよ来場所は横綱ですね。
しかし、3横綱全員がモンゴル人とは…日本人頑張って欲しいですね。
2横綱も頑張りましたが、3連敗で優勝はなりませんでしたね。
白鵬は怪我を治してまた頑張ってもらいたいです。

琴奨菊ですが、正直終盤はどうなるかと思いましたが、2横綱を倒しての
勝ち越しは見事でした。自身は絡まなかったものの優勝争いの鍵を握る
存在としてよく頑張ったと思います。

豪栄道、栃煌山は、関脇でそれぞれ12勝、9勝をあげました。ここまで
勝てるのだから、豪栄道は今場所、栃煌山は先場所の勢いを忘れず持続して
大関に昇進してもらいたいものです。2人とも来場所13勝で昇進ですかね。

平幕ですが、最高で10勝と全体的にあまり星が伸びませんでしたかね。
遠藤ですが、初の上位総当たりでしたが、どこまでやれるものかと
思って見ていましたが、稀勢の里、琴欧洲を倒しての6勝は上出来では
ないでしょうか。

あと、嘉風、千代鳳ですが、今場所はあまり勝てないと思っていましたが、
上位で見事にそれぞれ10勝、9勝をあげましたね。特に千代鳳は意外に
頑張ってくれたと思います。これで来場所は嘉風、千代鳳が三役ですかね。

妙義龍ですが、この地位ならもっと勝てるかと思いましたが、前半戦は
調子が悪かったですね。でも後半戦で巻き返してくれたので良かったですし、
来場所につながりましたかね。これは千代大龍もしかりです。

大砂嵐ですが、初日から7連勝は凄かったのですが、怪我をしてしまったのは
残念です。千秋楽で勝ち越しできたのは良かったのですが、怪我がなければ
もっと勝てていたかもしれないですね。

新入幕の照ノ富士、千代丸ですが、それぞれが8勝とまあまあ頑張った
感じですかね。照ノ富士は、後半で千代丸は前半で勝てていた感じですかね。

来場所ですが、鶴竜が横綱昇進。嘉風、千代鳳が三役昇進。
豊ノ島、松鳳山が陥落。旭秀鵬、豊真将、時天空、佐田の海、大道、双大竜が
幕内昇進。佐田の富士、富士東、天鎧鵬、鏡桜、里山、(琴欧洲の引退)
が十両陥落と予想します。

●十両●
今場所は豊真将が独走して優勝しました。千秋楽で敗れて全勝優勝は
なりませんでしたが、見事な優勝だったと思います。
時天空も10勝と、この地位だと勝てる感じですかね。
蒼国来も11勝をあげて来場所は上位で取ることになりそうですね。
佐田の海ですが、元幕内包囲網をくぐり抜けて勝ち越しましたね。
4連敗は少々残念でしたが。でも、ラッキー昇進はしそうですね。

来場所ですが、土佐豊、魁、隆の山、逸ノ城が昇進、
栃飛龍、磋牙司、北磻磨、(琴欧洲の引退)が陥落と予想します。

●幕下●
55枚目の栃ノ心が優勝しました。元小結ですし、この地位だと勝てる
感じですかね。また幕内に戻ってきて欲しいと思います。
土佐豊は、怪我で苦労しながらようやくここまで上がってきた感じですかね。
十両でも頑張ってもらいたいです。
逸ノ城は6勝と来場所は新十両ですね。さらなる活躍に期待しております。

●引退●
詳しくはこちらにて
write:2014/03/24 rewrite:2014/04/27 update:2014/04/27


Back

Archive