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134.大相撲1月場所の最高の引退相撲 | ||
1月25日の大相撲1月場所14日目、この日、現役最後の土俵に上がった 三段目力士が決まり手ランキング70位、割合0.01%(日本相撲協会公式HP) という“超珍手”で館内騒然となる白星を挙げた。館内のざわめきが 収まらない中、土俵下に転げ落ちるように敗れた力士は、何やら慌てるように 小走りで土俵に駆け上がったが、引退力士を祝福すべく、反対の花道に 先回りして花を手渡すという驚きの行動にファンから感動の声が相次いでいる。 立ち合い、海乃島は頭を低く当たっていくが、朝乃若は右腕を抱えるように して抱き込んで組み止めると、左腕で海乃島の首、右腕で体を抱えるように ロックしてジリジリと土俵際へ。と次の瞬間、館内が騒然となる結末が。 劣勢かに思われた海乃島は、足腰に力を入れるようにグッと踏ん張ると、 朝乃若の前へ出る力を利用するかのように首と肩を使って持ち上げ、 そのまま土俵外へと落下させた。まさかの光景に館内は騒然となった。 決まり手の「たすき反り」は日本相撲協会の公式ホームページによると 決まり手ランキング70位、割合0.01%という超珍手。「相手の差し手のひじを 抱えて、その腕の下をもぐり込んで腰を落とし、一方の手で相手の足を 内側から取って、たすきを掛けるようにして相手を後ろに反って倒して勝つ」 と説明がなされている。 取組直後、この珍手によって土俵下に転げ落ちた朝乃若は、審判の親方に 右手を上げ「失礼します」と一礼すると土俵に駆け上がり、小走りで所定の 位置へ。一礼をすると、再び慌てたように土俵を後にした。 一方、現役生活最後の土俵を白星で飾った海乃島は、勝ち名乗りを受けると 東の花道へ。そこでファンもしくは関係者から花束を受け取ると、花道の奥へ 下がっていったのだが…そこで思わぬ光景が。先ほど「たすき反り」で下した ばかりの朝乃若が反対の花道に突如として姿を現し、現役生活に区切りを つける海乃島に頭を下げて労うと、花を手渡した。 この光景はエックスでも動画がアップされるなど注目を集めており 「貴方の魅力は素晴らしい」「負けたのにさすが」「なんかいい、ジーンと きた」「裏をダッシュして東の花道の海乃島さんのところに駆けつけてた」 など、取組もさることながら、さまざまな反響を生んでいる。 これについては日記に書きたいと思っていましたし、良い話ですね。 海乃島が、たすき反りという珍手で勝ったのも、現役最後の相撲に花を添える 感じで、その後の朝乃若が、「頭を下げて花を手渡した」というのが、 相手の力士に本当に敬意を表している感じで、素晴らしいです。 大相撲もこのような話が色々と出てきてくれると嬉しいと思ったりします。 そんな朝乃若も、また関取復帰を目指して頑張ってもらいたいです。 「最高の引退相撲」「ジーンときた」現役最後の土俵で“衝撃珍手” 敗れた力士の驚きの行動が感動を呼ぶ こちら |
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write:2025/03/14 | rewrite:- | update:2025/03/31 |