令和6(2024)年大相撲7月場所・総評
大相撲7月場所が終了しました。と言うか、明日が番付発表の日
なんですけどね…。

●幕内●
今場所は、横綱の照ノ富士が10度目の優勝をしました。正直言ってこれは
嬉しいです。照ノ富士の目標が達成されましたし、日馬富士が達成
できなかった2桁の優勝ができましたね。日馬富士もあと1回優勝して
2桁の優勝をして欲しかったのいうのが個人的な思いでしたが。
また新しい目標に向かって頑張ってもらいたいです。

あと、優勝争いは、大関の琴櫻、大関の豊昇龍、6枚目の隆の勝、
12枚目の美ノ海、14枚目の若隆景で争われた感じですね。琴櫻は終盤崩れて、
豊昇龍は休場となって残念でした。ですが、隆の勝が14日目で照ノ富士を
引きずり降ろして優勝決定戦まで持って行ったのは良かったです。
あと、美ノ海がここまでやってくれるとは思わなくて嬉しかったですね。
来場所は上位になると思いますが、また頑張ってもらいたいです。

新関脇の大の里は、序盤で3敗しましたが、それでも立て直して9勝まで
持っていったのは見事です。が、色々と勉強の場所になったのかなという
思いです。また、相手の研究を跳ね返す形で頑張ってもらいたいです。
新小結の平戸海も10勝は見事です。ここまでやってくれるとは思いません
でした。大関候補に名乗りを上げましたかね。

大関から関脇に陥落した霧島ですが、8勝と勝ち越しはしましたが、10勝まで
いかず残念です。

あと、12枚目の朝乃山ですが、左膝の前十字靱帯(じんたい)断裂などで
休場し」、手術も行いましたので、1年は土俵に戻れないかもしれないとの
ことで、朝乃山にまた新たに試練ですかね。切ないですが、またここから
這い上がってきてくれることを願います。

●十両●
今場所は、8枚目の白熊が優勝しました。12勝はなかなか良い感じで、
来場所は新入幕ですかね。嬉しい限りです。あと、10枚目の獅司と
13枚目の伯桜鵬が筆頭の阿武剋が優勝を争っていましたね。
獅司と伯桜鵬が11勝とここまで活躍してくれたのは嬉しいです。二人とも
来場所は新入幕を狙えそうですかね。また期待しております。
阿武剋は、9勝といよいよ新入幕ですね。白熊とともに楽しみにしております。

それから、新十両の13枚目の嘉陽と14枚目の生田目は負け越しで残念ですが、
再十両の藤青雲は9勝と先場所の幕下優勝に続いて良い感じですね。
あと、栃大海が10敗と大負けなのが残念です。生田目と共に幕下陥落に
なると思いますが、また十両に復帰してくれることを願います。

●幕下●
今場所は、2枚目の大青山が優勝しました。この力士は前から注目して
いましたので、今場所の優勝と来場所の十両昇進は嬉しいですし、ついに
来たかという思いです。7番相撲で敗れた54枚目の黒姫山ですが、6連勝まで
したのは良い感じでした。来場所は幕下中位になるかと思いますが、
また番付を上げて行って、ひいては十両昇進もいつかはして欲しいと思います。

筆頭の木竜皇も6勝は見事です。来場所は十両昇進ですね。
5枚目の若碇は4勝、6枚目の聖富士は5勝と来場所は十両を狙えそうですね。
17枚目の安青錦は6勝、19枚目の日翔志は6勝と来場所は十両を狙えそう
なのかな?安青錦は、ついに来たかという思いです。

幕下最下位格付出ですが、石崎は6勝と幸先が良いですね。一意(かずま) は
休場と残念です。

●引退●
元十両の朝弁慶が引退しました。十両を8場所務められて、十両と幕下で
頑張っておられたのが印象的でした。あと、巡業でサインをもらえたのは
嬉しかったです。今までお疲れ様でした。
write:2024/08/25 rewrite:- update:2024/09/21


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