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令和5(2023)年大相撲5月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は横綱の照ノ富士が8度目の優勝をしました。休場明けでどうかな? と思っていたのですが、優勝しましたね。素晴らしいです。優勝回数2桁まで あと2回ですね。日馬富士が成しえなかったことを達成してもらいたい ものです。そして、関脇の霧馬山と幕内に復帰した14枚目の朝乃山が 優勝争いをしていましたね。霧馬山が11勝、朝乃山が12勝と見事でした。 霧馬山は、大関昇進も決めましたね。 大関の貴景勝ですが、8勝と勝ち越し、角番を脱出しました。今場所は必死な 土俵が続きましたね。そして、豊昇龍、若元春、大栄翔の関脇陣ですが、 全員2桁勝利しましたね。本当に素晴らしいです。この3人も来場所は 大関取りですね。頑張ってもらいたいですし、楽しみです。 4枚目の宇良ですが、幕内25年ぶりの珍手・頭捻り(ずぶねり)で 勝ちましたね。幕内での頭捻りは1998(平成10)年春場所に旭豊が 寺尾に勝って以来ということで。あと、4枚目の錦木ですが、前半は 調子悪かったけど後半の8連勝は凄かったです。 6枚目の明生ですが、最初は7連勝で優勝争いに入り、照ノ富士も倒したの ですが、後半は崩れましたね。残念ですが、強かった関脇陣との対戦も あったので仕方ないのかもしれませんね。あと、16枚目の王鵬が11勝と 今場所は頑張りましたね。来場所は幕内中位ぐらいですかね。またさらに 力を付けて幕内上位で活躍する力士になってもらいたいと思います。 ●十両● 今場所は、筆頭の豪ノ山が優勝しました。そして、8枚目の落合が優勝を 争って優勝決定戦で敗れました。どちらも14勝ってレベル高いですね。 幕内でのさらなる活躍を期待したいと思います。 あと、筆頭の湘南乃海が11勝、8枚目の熱海富士が13勝と健闘しましたね。 特に湘南乃海は、関取になってから力を付けているように思えます。 この2力士は、幕内でも期待しています。 新十両の13枚目の藤青雲は9勝で勝ち越し、まずまずですかね。 14枚目の時疾風は、6勝と負け越し、残念です。 ●幕下● 今場所は、26枚目の木竜皇が優勝しました。木竜皇は、元幕内・時津海の 息子ということで。木竜皇もまた十両を狙っていきますかね。今後を 楽しみにしています。筆頭の紫雷、筆頭の川副、2枚目の獅司が十両昇進を 決めましたね。特に獅司の6勝は素晴らしいです。 あと、6枚目の向中野、幕下10枚目格付出の大ノ里、11枚目の石崎、 13枚目の高橋、13枚目の風賢央あたりが来場所十両を狙えそうですかね。 14枚目の琴砲は4勝と来場所は自己最高位に近づきそうですかね。 18枚目の日翔志は5勝とさらに上がっていきそうですね。 41枚目の尊富士は6勝とこの力士も注目ですかね。 ●序二段● 地元の力士が活躍したので、おまけで書きますが、43枚目の飛騨野が初日から 6連勝しました。正直ここまでやってくれるとは思いもしませんでした。 7番相撲は、7枚目の欧勝竜と対戦でしたが、欧勝竜は、十両目前まで 行った力士、さすがに敵いませんでしたかね。その欧勝竜は優勝決定戦で敗れ、 60枚目の聖富士(さとるふじ)が優勝しました。この力士も注目ですかね。 なんか伊勢ケ濱部屋は有望な力士が次々と入門していますね。 ●引退● こちら 元関脇の逸ノ城と元幕内の石浦が引退しました。逸ノ城は、先場所は 十両優勝してこれからかなと思ったのですが、引退には驚きました。 やはり腰痛が思わしくなかったのですかね。石浦は、怪我で長く休場し、 復帰できなかったのが残念です。そして、間垣親方となりましたが、 先代の間垣親方の竹葉山ですが、再雇用の停年までまだまだあったのに 弟子に年寄名跡を譲って退職したのですね。竹葉山は、あっぱれです。 素晴らしいです。逸ノ城、石浦、竹葉山については、今までお疲れ様でした。 |
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write:2023/06/10 | rewrite:- | update:2023/06/19 |