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平成25(2013)年大相撲7月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所もですが、白鵬が負傷しながらも優勝しました。史上3位となる 26回目の優勝となりました。あと、連勝は43でストップしました。 前回の63連勝を止めたのも稀勢の里なら今回の43連勝も稀勢の里が止めたの ですね。稀勢の里については、こうして横綱を止める力があるだけに 前半での取りこぼしの3敗で綱取りがなくなったのは残念です。 あとは気持ちの問題のような気がしますが…。また来場所から 気を取り直して初優勝、そして横綱を目指してもらいたいものです。 琴欧洲ですが、10日目まで1敗でなかなか頑張っているのでは?? と思ったのですが、終盤5連敗で9勝止まり。こうなってしまいましたか…。 高安ですが、幕内の上位で9勝をあげ、来場所の三役を確実にしました。 高安も力を付けてきましたね。これで初の平成生まれの三役となりますかね。 千代大龍ですが、負け越しはしたものの、上位で7勝はよく頑張ったと 思います。もう少し力を付ければ、上位でも通用するようになって 三役も狙えそうですね。 新入幕の徳勝龍ですが、9勝とまずまずの感じですかね。 あと、今場所から復帰した蒼国来ですが、6勝は2年半振りに土俵に 復帰した力士にしては上出来なのではないでしょうか。 怪我もなくよく千秋楽まで取りきってくれたと思います。 あと、大道ですが、14連敗の後、千秋楽でようやく白星を手にしました。 2009年5月場所の豊真将と同じパターンですね。14連敗の時は苦しかったかと 思いますが、最後に勝てて嬉しかったと思いますし、良かったです。 来場所ですが、三役に昇進は高安、栃煌山。平幕に陥落は松鳳山、時天空。 入幕は、栃乃若、天鎧鵬、遠藤、あと案外豊真将もですかね。 十両に陥落は把瑠都、千代の国、大道、栃ノ心になると予想します。 蒼国来は案外、幕内に残留するのではないかと思います。 ●十両● 新十両の遠藤が独走しての優勝でした。スピード出世の大砂嵐、 元小結の豊真将に勝っての優勝は見事だと思います。 14勝しましたので、清瀬海以来の1場所通過で新入幕ですかね。 栃乃若、天鎧鵬は上位での10勝で再入幕してきそうですね。 幕内でも活躍できるよう願っております。 新十両ですが、大砂嵐、青狼は10勝、9勝とまずまずな感じですかね。 琴弥山は残念な結果ですが、6勝はまあまあ健闘した方ではないでしょうか。 来場所ですが、十両に昇進は、千代丸、明瀬山、千代皇、北磻磨、若三勝。 幕下に陥落は鳰の湖、鬼嵐、栃飛龍、千代嵐、琴弥山になると予想します。 ●幕下● 55枚目の剛士が優勝しました。福島県出身で元小結の若葉山、最高位は 幕下45枚目とのことで、これで最高位を大きく更新しそうですね。 来場所は幕下上位に通用するだけの力を付けていってもらいたいと思います。 15枚目の海龍ですが、6連勝して7番相撲に勝つと優勝、十両昇進だったの ですが、負けてしまい本当に残念です。来場所も勝ち越して今度こそ 十両昇進を決めてもらいたい所です。 筆頭の千代丸ですが、勝ち越して来場所の新十両を決めたと思いますが、 これで弟の千代鳳と共に兄弟同時関取になるのですね。 4枚目で6勝をあげた若三勝ですが、前々から注目されていたように 思えますがついに十両昇進ですね。来場所の活躍にも期待しております。 ●優勝● 今場所は、幕内から序ノ口まで全て13日目に決定しました。 これは1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で初の珍事とのことで 本当に珍しいことが起こりましたね。 ●引退● 元幕内の龍皇が引退しました。僕は龍皇の押し相撲が好きだったので また幕内に復帰してもらいたいと思っていたのですが、残念です。 今までお疲れ様でした。 |
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write:2013/07/23 | rewrite:2013/08/05 | update:開設日 |