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平成23(2011)年大相撲9月場所・総評 | ||
●幕内● 白鵬が20回目の優勝をしました。ついに20回目の大台に乗りましたね。 今場所は白鵬、琴奨菊、稀勢の里による優勝争いが本当に面白かったですが、 最後は横綱が締めた感じですね。 琴奨菊ですが、12勝をあげ、直近3場所合計33勝としました。 いよいよ大関に昇進ですね。先場所の失敗を活かしたのではないでしょうか。 白鵬戦、日馬富士戦では良い相撲を取っていたと思います。 大関昇進後もこの調子で、これ以上の相撲で優勝争い、もしくは 優勝を目指してもらいたいと思います。 稀勢の里も12勝をあげ、いよいよ来場所は再びの大関取りの場所と なりました。今場所の調子を持続していけば大関になれるのではないかと 思います。前の大関取りの経験を活かして大関昇進を目指してもらいたいです。 日馬富士、鶴竜については、序盤から崩れる形となり、綱取り、大関取りが ならなかったのは残念でした。また体制を立て直して再度綱取り、大関取り に挑戦していってもらいたいと思います。 豊ノ島ですが、1月場所の再現ともいえる1勝7敗からの7連勝で 勝ち越したのは凄かったです。それだけ下位に取りこぼしがない ということですね。あと、上位に通用する力を付けていけば、 三役での大勝ちもできるのではないかと思います。 豊真将については、今まで何度も前頭筆頭ではね返されてきましたが、 今場所ついに10勝をあげ、新三役に大きく近づきましたね。 今場所は本当に力を付けてきた印象があります。 磋牙司ですが、負け越しはしましたが、栃乃若戦での一本背負いは見事でした。 写真で見た限りですが、豪快で綺麗な一本背負いだと思います。 磋牙司については、幕内に定着できる力を付ければ、良い技能力士に なれるのではないかと思います。 臥牙丸、北太樹の北の湖勢ですが、上位戦で苦戦していたのが印象的でしたが それぞれ11勝、10勝と健闘したと思います。来場所は上位で活躍できるよう さらに頑張ってもらいたい所です。 隆の山ですが、勝っても負けても観客を沸かせる相撲を取っていたのが 良かったと思います。来場所は十両に陥落してしまいますが、 再び幕内に戻って、幕内定着を目指して頑張ってもらいたいです。 最後に、旭天鵬ですが、密かに11勝をあげていたのは凄いです。 まだまだここまでの力があるのだなと驚かされます。 ●十両● 妙義龍と松谷による優勝争いが面白かったです。そして、妙義龍が 2場所連続で優勝しました。妙義龍と松谷については、来場所は 新入幕になると思いますので幕内での活躍に期待してます。 あと、一度十両に昇進したが番付外に陥落し、再び十両に戻ってきた 北勝国ですが、10勝とよく健闘したと思います。 今後のこの調子を持続して十両定着、新入幕を目指してもらいたいです。 ●幕下● 旭日松が優勝しました。旭日松については、「旭秀鵬が十両に昇進して 良い思いをしていて悔しかった」と言っていたのでこの悔しさを バネにした感じですかね。見事な優勝でした。 来場所は十両で取りますが、十両での活躍に期待してます。 明月院ですが、2場所連続で6勝1敗としました。 来場所は新十両を狙う場所になると思いますので、 この好調を持続していってもらいたいと思います。 来場所は十両昇進力士ですが、徳勝龍、大岩戸、勢、旭日松と いった感じですかね。 |
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write:2011/09/26 | rewrite:- | update:開設日 |