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平成23(2011)年大相撲9月場所・番付 | ||
●幕内● 横綱、大関、関脇は変わらず、再小結に豊ノ島、阿覧といった感じで 三役以上は別段、新鮮味はないです。 しかし、新入幕の舛ノ山ですが、いきなり9枚目ですか。これは驚きました。 新入幕でここまで上がったのは猛虎浪以来ですかね。 もう一つ驚いたのは寶智山の再入幕でした。あの成績では入幕できないと 思っていたのですが宝富士を陥落させて寶智山を入幕させたのですね。 でも、一時期は幕下まで陥落しましたが、それから番付を上げて史上単独4位 のスロー復帰となる24場所ぶりの幕内復帰は見事でしたし嬉しい限りです。 あと、新入幕の芳東ですが、史上3位のスロー昇進となる初土俵以来 所要93場所での新入幕、戦後2位の高齢昇進となる34歳3ヶ月での新入幕 となりました。芳東については、新十両の時に「幕内を目指したい」と 言ってましたが、ついに念願が叶いましたね。ここまでよく頑張ったと 思います。 またまた新入幕の隆の山ですが、十両を1場所通過しましたね。 チャンスをものにしたのは見事でした。外国出身としては、2位のスロー 昇進となる初土俵以来所要58場所で新入幕となりましたが、 ようやくこれまでの努力が実りましたね。隆の山といえば、稀勢の里の 付け人をしていたのが印象的でした。 新入幕力士がどこまで頑張るのか見守っていきたいと思います。 ●十両● 先場所も十両だった力士が上位に、新十両、再十両の力士が下位に固まって いるような印象でした。そして、先場所10勝以上をあげた力士が幕内を 狙えそうな所まで上がってきましたね。先場所10勝以上をあげた力士や 新十両、再十両の力士がどんな攻防を見せるのか楽しみです。 ●幕下● 今まで注目していた力士で、勢が3枚目に上がり、再び十両昇進のチャンスが きました。これまでの経験を活かして、そして、今場所で定年退職を迎える 師匠の伊勢ノ海親方(元関脇・藤ノ川)に花を添える意味でも、今度は十両昇進を 決めてもらいたいと思います。 ●最後に● 今場所は、日馬富士の綱取り場所、琴奨菊、鶴竜の大関取りの場所になります。 3人とも好成績をあげて横綱、大関に昇進してもらいたいと思います。 できれば琴奨菊、鶴竜の大関ダブル昇進になってもらいたいですね。 あと、稀勢の里も来場所大関取りの場所になるよう布石を作っていって もらいたいと思います。今場所も3関脇の活躍が楽しみです。 |
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write:2011/08/29 | rewrite:- | update:開設日 |