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平成22(2010)年大相撲3月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は白鵬が15戦全勝で13度目の優勝を果たしました。 朝青龍が引退して、一人横綱になったプレッシャーをものともせずに ここまで頑張ったのは見事だと思います。 そして、関脇の把瑠都が14勝を挙げ、場所を大いに盛り上げてくれました。 白鵬と把瑠都の優勝争いがとても面白かったです。 しかし、把瑠都は14勝しながら優勝できなかったのは残念でした。 来場所からはいよいよ大関となりますが、大関として優勝を 果たしてもらいたいと思います。把瑠都もついにここまで来たのですね。 それから、栃煌山が11勝を挙げ、健闘しましたが、三賞に選ばれなかったのは 意外でした。把瑠都の活躍で霞んでしまいましたかね。 でもここまで頑張ったのは凄いと思います。来場所は三役になると思いますが 来場所もこの調子で頑張ってもらいたいです。 あと、雅山が9連勝、時天空が初日から8連勝したのも凄かったです。 時天空に関しては初日からこれだけ連勝したのだからもう少し勝って欲しい 気持ちもあったのですが、10勝は見事だったと思います。 新入幕ですが、隠岐の海、徳瀬川は勝ち越し磋牙司は負け越しました。 隠岐の海はインタビューで反省点も多いと言っていましたが、 その反省を生かして来場所さらに活躍してほしい所です。 磋牙司は来場所十両に陥落してしまいますが、さらに力を付けて 再入幕、そして幕内定着を目指してもらいたいものです。 ●十両● 3人による優勝巴戦となりましたが、それを木村山が制したのは 意外でした。玉飛鳥がトップを走っていたのでこのままいくかと 思ったのですが見事な逆転でしたね。 その巴戦に参加した光龍も十両では大勝ちしますね。 これを機に今度は幕内でも通用する力を付けていってもらいたいものです。 新十両ですが、勝ち越しは中西改め大道のみとなりました。 佐田の富士、黒澤改め益荒海は負け越しとなりました。 益荒海は来場所幕下に陥落しますが、小さな体を生かして また関取として活躍してもらいたいと思います。 ●幕下● ブルガリア出身の碧山が優勝しました。この力士は今は勢いがありますね。 一気に幕内まで上がりそうな気がします。 6連勝し7番相撲で敗れた誉富士、幕下上位で6勝を挙げた宝富士も 今場所は活躍しましたね。この2人もいずれは関取になりそうな 気がします。 そして、来場所は、松谷、上林、星風が十両昇進を決めました。 上林は久しぶりの十両となりますね。この3人も 来場所は頑張ってもらいたいものです。 ●引退● 元幕内の北桜が引退しました。北桜といえば豪快な塩まき、 仕切りの時の気合入れなどがとても印象的でした。 このような個性的な力士が引退するのはとても残念です。 今までお疲れ様でした。 |
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write:2010/04/07 | rewrite:- | update:開設日 |