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平成21(2009)年大相撲11月場所・総評 | ||
●幕内● 白鵬が12回目の優勝を15戦全勝で決めました。 尊敬する双葉山の記録に並んで1つの目標を達成されましたね。 そして、年間86勝と年間最多勝の記録も更新しました。 1年間でたったの4回しか負けていないとはただただ驚くばかりです。 次の目標は輪島の記録の14回、ひいては貴乃花の22回に 挑戦したいとのことで来年も新たな気持ちで頑張ってもらいたいものです。 朝青龍と琴欧洲ですが、終盤で崩れてしまったのが残念でした。 序盤、中盤と優勝争いをしていただけに千秋楽ぐらいまで 展開していってもらいたかったです。 そして、千代大海が大関から関脇への陥落が決定しました。 優勝3回、大関在位65場所、14回の角番、大関での最低勝利数の2勝など 良くも悪くも一時代を築き上げた大関でしたが、 来場所、関脇ではどうなるのか見届けていきたいと思います。 琴奨菊ですが、幕内の上位で10勝をあげました。来場所は三役となりますが、 これを機に三役に定着していってもらいたいものです。 10日目まで9勝1敗で勝ち進んだ嘉風ですが、終盤は1勝しかあげられず 10勝で終わってしまったのは残念でした。せっかくここまで来たのだから もう1、2勝して三賞を取って欲しかったです。 それから、栃ノ心、雅山、豊ノ島が12勝、12勝、11勝と活躍しましたね。 来場所は上位戦となりますが、どこまで渡り合えるのか 見守って行きたいと思います。 ●十両● 優勝ラインが10勝とはずいぶんと下がりましたね。 光龍、徳瀬川との決定戦を北太樹が制しました。 光龍、北太樹は再入幕を果たすと思いますので 幕内でもこの勢いで頑張ってもらいたいものです。 あと、10日目まで8勝2敗とトップを走っていた土佐ノ海ですが、 終盤崩れてしまい、9勝6敗で終わったのは残念でした。 今場所は活躍してくれると期待していただけに…。 初めて十両上位での対戦となった磋牙司、隠岐の海ですが、 勝ち越したのは立派だったと思います。 来場所は新入幕を狙う場所となりますが、また勝ち越して 新入幕を果たしてもらいたいものです。 ●幕下● 23枚目の黒澤が優勝しました。身長173cmの小兵力士のようですが、 小さい力士が大きい力士を倒していく姿は面白いので、 是非関取目指して頑張ってほしいと思います。 そして、筆頭の蒼国来、宮本ですが、5勝をあげ、 来場所は新十両となりますが、さらなる活躍を期待したい所です。 そして、2枚目の駿河司、徳真鵬ですが、この地位で勝ち越しをしたので 是非来場所も勝ち越して十両昇進を決めて欲しいと思います。 ●三段目● 貴ノ岩が優勝し、貴乃花部屋初の優勝となりました。 来場所は幕下上位での対戦となりますが、 さらに勝ち上がって貴乃花部屋を盛り上げていってもらいたいです。 ●序二段● ブルガリア出身の碧山(あおいやま)が優勝しました。 先場所も序ノ口優勝し勢いがありますので もっと上がってきそうですね。これで14連勝ですかね。 ●序ノ口● 寺下が優勝しました。隣県の石川県出身とのことで さらに上を目指して頑張ってもらいたいです。 そして、38場所連続で負け越していた森川改め森麗(もりうらら)が 39場所目にして初の勝ち越しを決めました。改名効果がありましたかね。 6年半かかってようやくつかんだ勝ち越しは本当に嬉しかったと思います。 来場所も是非、勝ち越しを目指して欲しい所です。 しかし、森麗といい、右肩上(みぎかたあがり)といい、 大嶽部屋の力士の四股名は最近狙い過ぎな気がするのは 気のせいでしょうか?いや、別に良いんですけどね。 しかし、今回の日記の文章長い…。 ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。 |
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write:2009/12/01 | rewrite:- | update:開設日 |