![]() |
![]() |
平成21(2009)年大相撲1月場所・総評 | ||
<幕内> 今場所ですが、朝青龍が23回目の優勝をしたのは驚きました。 場所前は調子が悪そうな感じだったのでどうなる事かと思ったのですが、 復活優勝までしてしまうのは意外でした。 そして、白鵬と2人で優勝争いを展開していて面白かったのですが、 この中にもう1人ぐらい加わってくれたらもっと面白かったと思います。 特に把瑠都は前半調子が良かっただけに後半もあの勢いを持続して 欲しかったです。やはり後半の5連敗が残念でした。 日馬富士についてですが、初日から4連敗、8日目までに6敗は 大関のプレッシャーがあったのですかね。正直どうなるのかと 思ったのですが、その後5連勝して勝ち越すことができたので良かったです。 来場所こそは優勝争いに加わっていく大関になってもらいたいものです。 豪栄道は、上位で10勝してようやく上位に通用する力が付いてきた 感じですかね。来場所は三役になると思いますが今場所の調子を 持続していってもらいたいと思います。 幕内の下位では栃煌山、玉乃島、豊真将が活躍しましたね。 これからもこの調子で今度は幕内の上位で活躍していって もらいたいと思います。 <十両> 翔天狼、霜鳳、白馬の3人による優勝争いが面白かったです。 翔天狼が白馬との優勝決定戦を制して2回連続の優勝は凄かったです。 翔天狼は十両に上がってから凄く力をつけてきたような気がします。 あと、白馬の活躍も正直驚きました。 今場所ですが、上位の力士が10勝以上したりと活躍していましたね。 新十両の琴国も9勝を上げて、良い場所になったのではないでしょうか。 <幕下> 先場所筆頭で5勝を上げたにもかかわらず、幕下止まりだった福岡ですが 勝ち越してくれれば良いかな…ぐらいに思っていたのですが、 7戦全勝で優勝したのは意外だったのと同時に凄いと思いました。 そして十両昇進も果たし、隠岐の海に改名しました。 島根県からは1974年初場所に関取となった忍の山以来、 隠岐諸島からは1958年秋場所の隠岐ノ島以来、実に51年ぶりの新十両誕生 ということで、島根県、隠岐諸島からの関取は本当に久しぶりなのですね。 来場所の十両での活躍も期待したい所です。 今場所は6連勝をした李ですが、優勝争いをしていただけに 7番相撲で敗れ、1敗したのは残念でしたが、6連勝は素晴らしかったです。 期待していた力士がようやく力を付けてきた感じで嬉しかったです。 来場所は上位での対戦になるかと思いますが、勝ち越しを続けて 十両昇進を果たしていってほしいと思います。 <引退> 元幕内の片山が引退致しました。片山といえば、きれいな四股で 観客から大きな拍手をもらっていたのが印象的でしたし、 僕もあの四股は見ていてすごい足が上がっていて綺麗だと思いました。 また関取、幕内に復帰して欲しいと思っていただけに残念ですが、 今までお疲れ様でした。 <………> 今ネットのニュースを見て知ったのですが、角界(大相撲界)に また不祥事が…。こうも立て続けに起こると本当に悲しいです…。 |
||
write:2009/01/30 | rewrite:- | update:開設日 |