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平成20(2008)年大相撲9月場所・総評 | ||
<幕内> 今場所は、白鵬、琴光喜、安馬、豪栄道が優勝争いをしていて 面白い場所でした。ただ、14日目に琴光喜、安馬が敗れて白鵬の 優勝が決まってしまったのが少々残念でした。 せめて千秋楽まで優勝争いが続いてほしかったですね。 琴光喜は大関陣の中ではよく健闘してますが、 もう少し頑張って欲しいと思ったりします。 安馬については、最近ますます力をつけてきていると思います。 先場所は10勝、今場所は12勝で来場所はいよいよ大関取りですね。 来場所も頑張って大関に上がってもらいたいと思います。 豪栄道は終盤は横綱、大関と当たったりして崩れていきましたが、 幕内上位での10勝は立派だと思います。 新入幕の玉鷲と北太樹ですが、残念ながら負け越してしまいました。 幕内の壁は厚いですかね。今度は幕内で勝ち越せるよう 頑張ってもらいたいです。 朝青龍が2場所連続で途中休場となりました。 ひじの調子が悪いみたいですが、今度出場するときは 万全の状態で臨めるようにしてもらいたいものです。 <十両> 今場所は、阿覧が優勝しました。十両2場所で通過となりますかね。 入門以来早いスピードで番付を上げてきて凄いです。 今は唯一のロシア人関取としてこれからも頑張ってもらいたいです。 あと、11勝をあげた土佐豊も阿覧同様にどこまで番付を 上げていくか楽しみです。来場所は十両の上位に来そうですね。 先場所十両優勝した武州山ですが、今場所は勝ち越せば良いかな、 ぐらいに思っていたのですが、10勝とまたまた好成績をあげましたね。 武州山については、今までは十両下位の印象があったのですが、 最近は力を付けて番付を上げて行ってますね。 そして強さも目立ってきていると思います。 そして、体重252kgと国内出身関取の最重量記録を更新した 新十両の山本山ですが、前半は優勝争いのトップに立って すごい力を発揮してましたね。今後は大きな体を生かしての 活躍に期待しております。まずは幕内が目標ですかね。 あと、28場所ぶりの十両復帰を決めた若天狼が久しぶりに 十両で勝ち越しをしました。 ひざの怪我のために西序二段110枚目まで陥落し、 そこから這い上がってまた十両に上がってきたのですから その根性と精神力は素晴らしいと思います。 ここまで苦労して十両に上がってきたのですから、 関取の地位を保てるよう頑張ってもらいたいです。 <幕下> 13枚目の四ツ車が優勝を果たしました。四ツ車といえば、 長い間幕下で頑張ってる印象があったのですが、 これでようやく十両昇進を決めましたね。 あと、2枚目まで番付を上げた鳥羽の山も応援してたのですが、 残念ながら負け越してしまいました。でも、来場所も 十両昇進のチャンスはあるのでまた挫けずに 上がってきてもらいたいものです。 <引退> 元関脇の玉春日が引退しました。 長い間幕内で相撲を取っていただけに残念ですが、 今までお疲れ様でした。 |
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write:2008/10/23 | rewrite:- | update:開設日 |