| 今回は、茨城県ひたちなか(旧勝田)市で発見された「はにわ工場」について の展示でした。
 
 茨城県ひたちなか(旧勝田)市の谷で地元の中学生が偶然馬形埴輪を発見し、
 明治大学が1965(昭和40)年に発掘調査を行ったところ、粘土採掘坑、
 製作工房の住居、焼成用の窯、失敗作の廃棄場が全て揃った「はにわ工場」が
 国内で初めて確認されました。
 
 埴輪生産の具体的な様子を明らかにした学術的価値が認められ、1969年に
 国史跡の指定を受け、現地で史跡公園として保存・公開されています。
 今回は発掘調査から60周年を記念しての展覧会となっています。
 
 馬渡埴輪製作遺跡の想像図は、このような一角ではにわなどが作られたのだな
 と思いながら見ていました。はにわ製作のイラストや遺跡の写真も良いですね。
 
 C地区は、細かいはにわ片が多いですね。
 E地区は、壺型土器や杯型土器が多いですね。
 B地区は、細かい破片が多いですね。円筒埴輪片が奇麗です。練習用の物が
 発見されているのが良いですね。なんか古代エジプトのオストラコンみたい
 と言うか。
 A地区は、朝顔形埴輪が大きくて凄かったです。
 D地区は、細かいはにわ片が多いですね。
 
 今回は、「はにわ工場」の展示ということで、古墳から埴輪や土器、土偶が
 発見されてそれの展示はよくありますが、「はにわ工場」は滅多にないので
 興味深かったです。「はにわ工場」の遺跡の写真やはにわ製作のイラストが
 良かったです。また、これからも埴輪製作の過程なども明らかにしていって
 もらえたらと思います。
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