| 丸ノ内線は、1925(大正14)年3月30日、当時の内務省が告示した 「東京都市計画高速度交通機関路線網」の5路線のうち、第4号線を
 前身とする路線ということで。これはその2年前に起きた関東大震災からの
 復興の意味もあったのですかね。
 
 車両は、300形、400形、500形、900形、100形、2000形、02形へと変遷を
 たどったことや、丸ノ内線は、戦時中に開発が始まりましたが、
 戦況の悪化にともない、1944(昭和19)年に中止しました。
 1946(昭和21)年から再開し、1951(昭和26)年に起工式が開催されたことが
 書かれていました。
 
 あと、300形、400形、500形、900形、100形、2000形、02形の詳細な説明や
 丸ノ内線でのエピソードが展示されていました。
 
 それから、展示物として、FS349/A形台車、非常探知ボタン、ブレーキ指令、
 圧力計、02系スピードメーター、02系車掌スイッチなどが展示されていました。
 「FS349/A形台車」は、なんか車輪のような、エンジンのようなと思ったり。
 あと、電車の運転手になった気分になれそうな子供向けのパネルもありました。
 
 今回は、小規模な展覧会でしたが、丸ノ内線の開通までのいきさつや歴史、
 そして車両の変遷や電車の中で使用される物が展示されていて、なかなか
 興味深かったです。この展覧会だけでなく、地下鉄博物館は、電車や地下鉄が
 好きな方にはおすすめです。
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