●序説●
尾張徳川家は徳川家康(1542~1616)の九男・義直(1600~50)を初代とする
御三家筆頭の大名家で、徳川美術館は、尾張徳川家に受け継がれてきた
宝物の数々を所蔵し公開している美術館です。尾張徳川家の19代当主である
徳川義親(よしちか)が大名文化を後世に伝えることを目的で、伝来の道具を
寄付するという英断を下し、昭和10(1935)年に名古屋に開館し、
尾張徳川家の当主が館長を務めています。
●Ⅰ.尚武 もののふの備え●
銀溜白糸威具足は、白が基調で奇麗です。あと、陣太鼓、軍配、太刀、松明
が展示されていました。太刀は奇麗でした。重籐弓は、大きくて強そうです。
火縄銃は、徳川家の家紋が奇麗です。唐銅飛龍形百目大筒は、龍の形で
大きいです。本当に威力がありそうです。
●Ⅱ.清雅 -茶・能・香-●
唐物茶壺は、黄色と茶色で流れるようで奇麗です。三島茶碗は、白と緑で
シンプルな模様で奇麗です。織部筒茶碗は、白と黒で不思議な感じです。
能面、狂言面は、綺麗です。浅葱地蜀江文翁狩衣は、緑が基調で奇麗です。
紅地柳に蹴鞠文唐織は、赤っぽいだいだいといった感じですかね。
花の丸図鎮扇は、鮮やかで白い鞠が奇麗です。黒地若松に鶴亀文直垂は、
紺と白でシンプルで奇麗です。あと、笛や太鼓が展示されていました。
香木は、茶色で不思議な形をしていました。銀檜垣に梅図香盆飾りは、
秋の野蒔絵十種香箱は、絵が奇麗です。
●Ⅲ.求美●
純金葵紋蜀江文皿は、金で輝いていて奇麗です。
白綸子地鼓に藤・杜若文打掛は、白が基調で色とりどりですね。金が混ざって
綺麗です。
松橘蒔絵貝桶・合貝は、貝の内側には、源氏物語や花鳥を題材とした同図様の
極彩色の細密画が描かれているということで、絵が細かくて奇麗です。
百人一首かるたは、奇麗でした。新撰朗詠集抄は、字が達筆です。
朗詠屛風は、和歌が書かれていて達筆です。あと、琴、琵琶、三味線が
展示されていました。
●特別公開 国宝 初音の調度●
●特別公開 国宝 源氏物語絵巻●
初音蒔絵旅眉作箱は、少し輝いていますね。
源氏物語絵巻は、字と絵が奇麗でした。
●総括●
今回は、尾張徳川家のゆかりの品々を見てきましたが、武具や具足は勇ましい
感じが出ていましたし、茶道具や能の小道具、美術品は本当に奇麗でした。
特に松橘蒔絵貝桶・合貝、百人一首かるた、源氏物語絵巻が良かったです。
これを見てさらに深めていきたかったら、名古屋にある徳川美術館に行って
みるのも良いかもしれませんね。
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