17.火星で液体の水を発見、地下10キロの深さに存在
火星の岩だらけの表面の奥深くに、液体の水が蓄えられていることが、
アメリカ科学アカデミー紀要で発表された研究によって明らかになった。

この発見は、2018年に火星に着陸した米航空宇宙局(NASA)の探査機
「インサイト」のデータを新たに分析したもの。

インサイトの着陸機には地震計が搭載されており、火星の奥深くから4年分の
振動(火星の地震)を記録した。

この振動を分析し、火星がどのように動いているかを正確に把握することで、
液体の水からの「地震信号」が明らかになった。

火星の両極には凍った水があり、大気中に蒸気がある証拠もあるが、
液体の水が発見されたのは今回が初めてだという。

分析の結果、火星の表面から深さ約10~20キロメートルの地点に、液体の水が
たまっていることが判明した。


それにしても、火星の地下に液体の水が発見されたのは驚きです。やはり、
かつては火星にも海のような大量の水があって、生命のいる星だったのかな
とか思ったりします。今も火星に生命の痕跡を調査していますが、いつか
何か生命の痕跡が見つかると良いなとか思ったりします。


火星で液体の水を発見、地下10キロの深さに存在と 米研究チーム
こちら
write:2024/08/20 rewrite:- update:2024/09/21


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