29.カトリック教会に来るきっかけの本「ローマ教皇歴代誌」
昨日は、復活祭(イースター)でした。主のご復活おめでとうございます。
なので、今回は、カトリック教会に来るきっかけとなった本の
「ローマ教皇歴代誌」について書こうと思います。

今回の日記ですが、これは僕のカトリックについての思い出を書いている
ものであって、信仰を強制するものでもなければ、宗教に勧誘するものでは
ありませんので、ご安心ください。カトリックは、そのような宗教では
ありません。


これを書くには、まずはこれから書かないといけないだろうということで、
古代エジプトをはじめ、世界史に興味を持つきっかけになったのが、
「古代エジプト ファラオ歴代誌」で、それをはじめとする創元社から
出版している歴代誌シリーズでした。あの10冊は、世界史に興味を持つ
とっかかりとして本当にうってつけの本なのですよね。

そして、5冊目に読んだのが「ローマ教皇歴代誌」でした。最初は、
ローマ教皇とか全然分からなかったのですが、読んでいてだんだん面白く
なってきました。特に面白かったのが、17世紀、18世紀あたりの教皇権
衰退期でした。教皇の権威が衰退していく中でいかにして教皇の権威を
保っていこうとするかと、その後は牧者としての教皇に、はじまりに
立ち返っていこうとするその過程が面白かったです。当時の教皇として
印象に残ったのが、福者インノケンティウス11世、クレメンス12世、
ベネディクトゥス14世あたりですかね。

それからローマ教皇史が面白くなって、「ローマ教皇事典」も欲しいと
思うようになって、後に買ってます。

そんな感じですが、だからと言ってこれが直接のきっかけだったわけではなく、
あの当時にあった強い不安や仕事の失敗が最大のきっかけでした。
それで、教会に行きたいと思っていたのですが、カトリックとプロテスタント
のどっちに行こうかと思っていた時に、カトリックに行こうという決定打に
なったのが「ローマ教皇歴代誌」でした。

そのような訳で、「ローマ教皇歴代誌」はそんな思い出深い本の一つです。
まあ、歴代誌シリーズは、その歴史が好きになるきっかけとなった深い本が
多いです。
write:2025/04/21 rewrite:- update:2025/04/22


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