30.カトリック教会に来た時の思い出
昨日は、復活祭(イースター)でした。主のご復活おめでとうございます。
なので、今回は、カトリック教会に来た時の思い出について書こうと思います。

今回の日記ですが、これは僕のカトリックについての思い出を書いている
ものであって、信仰を強制するものでもなければ、宗教に勧誘するものでは
ありませんので、ご安心ください。カトリックは、そのような宗教では
ありません。



カトリック教会に来た時にそこの信者さんとの話ですが、「カトリックと
プロテスタントの違いって分かりますか?」と聞かれたことがありました。
僕は、「カトリックはローマ教皇を頂点とするピラミッド社会で聖書だけでなく
ローマ教皇や聖伝も重視していくのですが、プロテスタントは聖書を重要視
する」ぐらいの認識でした。

ですが、色々と聞いていたら、カトリックはマリア様をはじめとする聖人崇敬
はあるが、プロテスタントはない。カトリックはロザリオを使ってのお祈り
はするけど、プロテスタントはない。など今まで分からなかったことも色々と
ありました。やはり、分かったつもりになっていても分からないことって
結構あるものだなと思いました。

あと、「プロテスタントはない」と書きましたが、プロテスタントも
有名どころでは200の宗派、もっと細かく分類したら800の宗派がありますので、
一口に「プロテスタント」と言っても宗派によっては聖人崇敬やロザリオを
使う宗派もあるのですがね。それをどこまでやるかによっても分かれますが。

それと、最初はミサ(礼拝)の式次第(プログラム)が分からなかったですね。
なので、信者の方から式次第を書いた小さい冊子を頂いたりしました。これで
だいぶミサの与り方も分かってきたのでありがたかったです。

もう一つ失敗談として、「聖体拝領」という、カトリックの信者の方は
「聖体」を頂くことができ、信者ではない方はできないのですが、最初は
それを知らなくて間違えて聖体を頂いてしまいました。それを後から信者の方
から聞いて「そうだったのですか?」という感じになっていました。
その時は「神様も赦して下さる」と言って下さって嬉しかったです。

それから、勉強に入る時ですが、「まずは聖書から」ということで聖書の勉強
から入りました。ですが、聖書は、特にイエス様が語られたたとえ話は、
これはどのような意味があるものなのかは、やはりカトリックは、神父さんや
シスター(修道女)。プロテスタントは牧師さんから聞かないと分からないな、
聖書は一人で読んでいるだけでは分からないなと思いました。

それと、カトリックでは「主の祈り」という祈りがあるのですが、これは
プロテスタントでもあるはずです。何と呼ばれていて、どのような言葉で
祈っているかの詳細までは分からないですが。というのも、「主の祈り」は
聖書にも載っており、イエス様が弟子たちに直接教えられた祈りなので。
その「主の祈り」も知らなかった時ですが、聖書を読んでいて、お祈りって
このように唱えれば良いのかというのは思いました。後でそれが「主の祈り」
と言うのかと分かりましたが。

こんな感じで、最初の頃の話としてこんなのがありましたかね。それも今では
思い出深いです。今の僕の信仰面は、人間関係のもつれと色々あってだいぶ
こけてしまいましたが、これは教会のあるあるでもあり、信仰のあるあるだと
思っています。なので、こんなこともあるぐらいに思っています。

ですが、教皇聖ヨハネ23世が書いた本「ヨハネ23世 魂の日記」では、何度も
つまづきながらも、何度も立ち上がって信仰に立ち返ろうとする姿が
描かれていますので、そのような感じで、今わずかに残っている信仰心を
大切にしながら生きていきたいと思います。
write:2025/04/21 rewrite:- update:2025/04/22


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