Mirlard!(ミルラード!)
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STORY

 

第3話 ローランの目指す道
グリュック王立アカデミー。ここは、通常の教科はもちろんのこと
魔法や武術、芸術の勉強にも力を入れた学校です。
その学校にローランも7年前に回復魔法を勉強するために入学しました。
そこではローランは、回復魔法を学んだり同級生と楽しく過ごしたりは
していましたが、どこか満たされない感じでした。何かが違う…。
そう感じていました。そして、そのような気持ちをよく詩に綴ったりして
いました。ローランは、趣味で詩を書いたりしていましたが、
満たされない気持ちだけでなく、楽しかったことや嬉しかったことも
詩に残していました。

そのように何気なく過ごしていたが、あれから、3年たったある日、
アカデミーの帰り道で広場から音楽が聞こえてきました。
見に行ってみるとそこでは、詩人ウェルギスが詩を吟じながら
演奏をしていました。その素晴らしい演奏にローランは終始聴き入って
しまいました。
「素晴らしい…。私もあのようになりたい…。」
そう思い始めました。そして、しばらくしてウェルギスの演奏が
終わって観客が引き上げ始めた頃、ローランはウェルギスに
話しかけてみました。今日の演奏が素晴らしかったこと、
詩の話など、色々と話をしていました。そして、ローランは
自分が書いた詩をウェルギスに見せることにしました。
「君はなかなか素晴らしい感性をしているね。じっくり勉強をすれば
もっと良いものが書けると思うよ。」
と言われました。また、「ここはこうした方が良いよ」という
アドバイスももらったりしました。
そうしている時、ローランは1つのことを思い立ちました。
「そうだ、私も詩人になろう。私もこの人のもとで勉強したい。」
そして、ウェルギスに詩を教えてもらうようお願いしました。
ウェルギスは快く承諾し、その日からローランはウェルギスに師事する
ことになりました。そして、回復魔法を勉強もしつつ、
詩と音楽も勉強もしていきました。

それから、2年がたったある日、ローランも広場で詩を吟じながら
演奏をする日が来ました。ローランは緊張をしつつ演奏を始めました。
最初は人もまばらで少なかったのですが、時間がたつにつれて
人も増えていきました。そして、ローランは、この演奏をしている時間が
楽しいと感じるようになりました。

その時、1人の剣士が観客の中にいたのですが、いきなり観客の前に出てきて
ローランの演奏に合わせて踊り始めました。
「なかなか楽しい演奏だよ。ちょっと踊らせてもらうよ。」
演奏はこうして盛り上がりましたが、その時の剣士がロアでした。
それから、貴族のベルナルドと剣士のレオンもちょうどその横を
通り過ぎていましたが、2人ともその演奏に魅入っていました。
「ちょっと見に行っていい?」
レオンがベルナルド話しかけると
「そうだな、ちょっと見てみるか」
ということで、2人が観客の中に入っていきました。
またレオンは、そこで踊っているロアを見て、
「なんか踊ってる剣士がいるし、変わった人だな…」
と思いながら見ていました。
こうして、ローランの演奏はにぎやかに終わったのでした。

それから数日後、ローランは回復魔法について調べるために図書館にいました。
ローランの回復魔法ですが、中級の魔法は使えるぐらいになっていました。
「あの時踊っていた剣士さんは誰だったのかな。面白い人だったな…。」
とかおもいながら本を取ろうとした時、もう一人その本を取ろうとした
人がいました。良く見てみるとそれはロアでした。
「あっ、すんません。」
ロアが一言謝ると、ローランは思わず、
「あっ、あなたはあの時踊られていた…。」
と話しかけました。それから、2人で話をしていたのですが、ローランには
この時間が楽しく感じました。
「そうだ、この人と一緒にいよう。この人となら楽しく過ごせる。」
そう思いました。
それから、図書館の副館長のフィムがローランに話しかけ、
「ロアだったらこの図書館によ来るよ。」
と言いました。その時、レオンも一緒にいました。
「あれ、あなたはあの時の…。」
そして、フィムとレオンも交えて色々と話をしていました。
この4人が後に行動を共にしていくことになりました。

そして、ローランですが、その後も回復魔法も勉強しつつ、詩と音楽を
中心に勉強していくことにしました。そして、ロアは面白い人なので
この人のことを詩に書こうと思いながら詩人を目指していくことに
しました。こうして、ローランは満たされた生活を送るようになり
新しい道を目指していくことになりました。
write:2013/12/04 rewrite:− update:2013/12/15