120.元大関・栃ノ心が現役引退
日本相撲協会は19日、元大関で東十両5枚目・栃ノ心(春日野)の現役引退を
発表しました。2006年春場所に初土俵を踏んだ元大関が、17年間の相撲人生に
別れを告げました。今場所5日目には島津海(放駒)に敗れ、序盤の5日間で
全敗でした。

栃ノ心はジョージア・ムツケタ出身。2006年春に初土俵を踏み、
18年初場所にはジョージア出身力士としては初めて賜杯を抱き、
同年夏場所後に大関に昇進しました。大関在位は7場所。
先場所は、大関経験者としては史上7人目の十両転落となりました。

栃ノ心は「協会には残らないですけど、日本は好きですし、日本に
住みたいなと思います。(出身の)ジョージアと日本を、行ったり来たり
できたらいいなと思います」と話しました。具体的に何の仕事に就くかなどは
未定で、今後、考えていくという。


栃ノ心ですが、ついに引退してしまったかという思いです。怪我で幕下回まで
陥落したことがありましたが、そこから復帰して十両15戦全勝、幕内優勝、
そして大関まで昇進したのは凄かったです。その後は怪我で大関から陥落して
しまいましたが、それでも頑張って幕内で相撲を取っていたのが印象的でした。
ここまでよくやってきたなという思いです。

今までお疲れ様でした。
write:2023/05/19 rewrite:2023/05/19 update:2023/06/05


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