38.武蔵丸独立 高見山以来外国出身「師匠」
元横綱武蔵丸の大島親方が、武蔵川部屋を再興することになりました。
武蔵川親方(元横綱三重ノ海)の定年(来年2月4日)に伴い、
年寄「武蔵川」を継承し、現在は藤島部屋の部屋付き親方だが、
独立することになりました。米ハワイ州から、おいの
フィアマル・ペニタニ君(17)も入門予定で、順調に準備が進めば、
来年3月の春場所から、武蔵川部屋の力士が土俵に上がることになります。
外国出身力士が部屋の師匠になるのは、高砂部屋から独立して
東関部屋を興した元関脇高見山以来、2人目になります。

武蔵丸については、ずっと借株で正直この先が心配でした。
「大相撲界のために力を尽くしたい」と言っていた人がずっと
借株のままなのは悲しい思いでした。

しかし、今回年寄名跡を取得し、しかも部屋持ちの親方になるということで
本当に嬉しい限りです。「武蔵川」は誰にわたるのかは気になっていましたし
武蔵丸が取得してくれないだろうかという思いもありました。
今回それが実現して良かったと思います。あと、おいが入門すれば
久しぶりの米国人力士になりますね。

武蔵丸には、印象に残るような素晴らしい力士をたくさん
育てていってもらいたいと思います。
write:2012/12/20 rewrite:- update:開設日


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