123.大相撲に関するニュース
今回は、大相撲に関するニュースを書こうと思いますが、9月に発表された
ものなので、ちょっと前のニュースですがね。

●幕下付け出し制度を改定●
日本相撲協会は9月28日、東京・両国国技館での理事会で幕下付け出し制度の
改定を承認し、同日付で60枚目の最下位格付け出しへの一本化を決めました。
2001年初場所から適用された10枚目格と15枚目格の付け出しは廃止。
対象となる全日本選手権、全国学生選手権、国体成年の8強以上が有資格者で、
有効期間は成績確定日から1年以内となりました。

新制度ではこの3大会で16強以上、全国高校総体と国体少年の4強以上で
三段目最下位格付け出し資格が与えられます。高校生の大会が対象となるのは
初めてで、全日本実業団選手権は外れました。


幕下付け出しについては、また最下位格付け出しになりましたが、これで元の
鞘に収まった感じですかね。前の幕下最下位格付け出しは、基準があいまい
でしたが、今回は基準をしっかり決めた感じですね。やはり、10枚目格と
15枚目格よりも最下位の方が良かった感じなのでしょうかね。これで、落合
(伯桜鵬)のように1場所通過は無くなりましたね。


●体格基準を事実上撤廃●
日本相撲協会は9月28日、東京都墨田区の両国国技館で理事会を開き、
力士志望者に実施する新弟子検査の体格基準を同日付で事実上撤廃することを
決めました。近年の力士数減少に歯止めをかけるのが狙い。身長と体重の
検査基準が明文化された1932年以降、基準がなくなるのは初めて。

現行の基準は身長167センチ以上、体重67キロ以上(春場所受検の
中学卒業見込み者は165センチ以上、65キロ以上)。これに満たない
志望者は基準の対象から外れた上で、運動能力テストで合否を判定されます。
実施は東京開催場所の新弟子検査に限られる見込み。協会関係者は「身長や
体重が足りずに諦めた若者もいる。入門の門戸を広げたい」と意図を説明
しました。


やはり少子化で門戸を広げないといけない感じですかね。身長167センチ以上、
体重67キロ以上という規定はそのままにそれ未満だと運動能力テストなの
ですね。それだと、また明治時代の関脇・玉椿みたいな力士がこれを
きっかけに、力士や良い人材が増えてくれることを願います。


●木村庄之助が9年ぶり復活●
日本相撲協会は9月28日の理事会で、立行司の第41代式守伊之助(64)
=本名今岡英樹、島根県出身、高田川部屋=が行司の最高位となる
第38代木村庄之助に昇格することを承認しました。来年初場所番付発表の
12月25日付。庄之助は2015年春場所を最後に空位が続き、約9年ぶりに復活
します。


木村庄之助の空位が9年続きましたが、これで復活しましたね。在位9ヶ月
の木村庄之助となりますが、ついに昇格しましたね。またいつか、木村庄之助
と式守伊之助が同時に存在する日が来ることを願います。


●隠岐の海、大量の塩で全身真っ白●
1月場所限りで現役を引退した元関脇隠岐の海で、君ケ浜親方(38)
=本名福岡歩、島根県出身、八角部屋=の引退相撲が9月30日、
東京・両国国技館で行われました。断髪式では約300人がはさみを入れ、
師匠の八角親方(元横綱北勝海)が大銀杏(おおいちょう)を切り落とし
ました。引退相撲では故郷の島根・隠岐の島町に古くから伝わる
「隠岐古典相撲」の形式で行われ、土俵へ上がると、古式にのっとり200キロ
用意された大量の塩が土俵下の観客からまかれて、全身真っ白に。
「地元の相撲文化を、相撲でお返しすることができた」と、
異色の〝結びの一番〟で盛り上げました。


隠岐の海の引退相撲はすごく話題になりましたよね。「隠岐古典相撲」の
形式で行われて、大量の塩が撒かれて全身真っ白になっていたという話は
聞いていました。聞く限りなんか凄そうでしたね。「地元の相撲文化を、
相撲でお返しすることができた」言っておられて、そしてかなり話題に
なったのだから、こういう引退相撲も独特で良いのかなと思ったりしました。
そして、隠岐の海関、今までお疲れ様でした。今後は親方としての後進の
指導を頑張ってもらいたいと思います。
write:2023/10/29 rewrite:- update:2023/12/04


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