令和5(2023)年大相撲11月場所・総評
●幕内●
今場所は、大関の霧島が2度目の優勝をしました。それを、関脇の琴ノ若、
8枚目の熱海富士、14枚目の一山本が優勝争いをしました。琴ノ若と一山本が
脱落して、14日目に霧島と熱海富士が対決し、それを霧島が制しました。

霧島は、大関として、改名してから初の優勝で良かったです。来場所の綱取り
も頑張ってもらいたいです。熱海富士は、先場所に続いて今場所も優勝争いを
しました。来場所は上位総当たりの位置に来ると思いますが、どこまで
やれるのか、また期待しています。琴ノ若は、幕内では13年ぶりとなる
珍手の大逆手で勝ちましたね。大逆手と言えば、2005年3月場所での千代白鵬
のイメージが強いです。そして、琴ノ若ですが、11勝は見事です。これを
大関取りの布石にしてもらいたいものです。一山本も先場所から活躍
してますね。まら来場所も活躍できるよう頑張ってもらいたいです。
筆頭の宇良ですが、8勝と勝ち越し。いよいよ新三役ですかね。

新入幕ですが、15枚目の美ノ海は9勝でしたが、正直言って、ここまで
やってくれたのは意外でしたし、本当に嬉しい限りです。15枚目の東白龍、
16枚目の狼雅、17枚目の北の若は負け越し。残念です。

●十両●
今場所は、筆頭の琴勝峰が優勝しました。それを5枚目の大の里が優勝争いを
しました。琴勝峰の優勝は嬉しいです。これを機にさらに番付を上げて
幕内上位で取れるようになってもらいたいです。大の里は、来場所新入幕に
なるかと思いますが、どんな活躍をするのか楽しみです。これに伯桜鵬が
幕内に復帰してきたら大相撲がさらに面白くなりそうですね。
2枚目の島津海も来場所は新入幕ですかね。

新十両の11枚目の日翔志は、2勝しかできませんでした。結構いけるかと
思ったのですが、残念です。またさらに力を付けて、また十両に挑戦して
いってもらいたいと思います。

●幕下●
今場所は、42枚目の聖富士が優勝しました。聖富士はついに来たかという
感じです。あと、7番相撲で敗れた11枚目の北磻磨も6勝と先場所に続いて
今場所も活躍しましたね。また強さが戻ってきましたかね。この2人は、
来場所は十両を狙う場所になるかと思いますが、十両昇進できるか楽しみです。

筆頭の尊富士は、6勝と今場所もやりましたね。来場所、十両でどのくらい
活躍できるか楽しみです。2枚目の欧勝海も十両昇進になって、鳴戸部屋から
2人目の関取になりますかね。4枚目の對馬洋と6枚目の嘉陽はどうだろう?
どちらかが上がるか両方上がるかどうなりますかね?

15枚目格付け出しの阿武剋(おうのかつ)は5勝でした。30枚目の欧勝竜は
5勝、35枚目の若碇は6勝とこちらも注目ですね。さらなる活躍を楽しみに
しています。
write:2023/11/28 rewrite:- update:2023/12/04


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