令和5(2023)年大相撲11月場所・番付
●幕内●
横綱、大関、関脇は、先場所と同じ顔ぶれですが、小結には、阿炎と北勝富士
が昇進しました。あと、埼玉県出身の三役が3人。同一都道府県の三役3人は、
平成15(2003)年11月場所の青森県(若の里・高見盛・岩木山)以来ということで、
埼玉県出身力士が活躍していますね。朝乃山が三役に昇進できず筆頭止まり
でしたが、またここから三役を狙っていってもらいたいです。熱海富士は、
8枚目まで上がっていきましたね。あと、豪ノ山が4枚目と上位挑戦の場所に
なりますね。

そして、今場所の新入幕ですが、15枚目の東白龍、15枚目の美ノ海、16枚目の
狼雅、17枚目の北の若の4人となり、これは平成25(2013)年5月場所(千代鳳・
誉富士・東龍・大喜鵬)以来ということで。狼雅と北の若はついに来たかと
いう感じですが、東白龍と美ノ海は、幕内に上がって欲しいと思っていたので
本当に嬉しいです。4人の新入幕力士は、勝ち越し目指して頑張って
もらいたいです。

あと、再入幕が14枚目の友風、14枚目の一山本ですが、
友風は、令和元(2019)年11月場所以来23場所ぶりの幕内。幕内経験者が序二段
に陥落後再入幕は、照ノ富士、宇良に続いて史上3人目ということで、
あれだけの大怪我からよくここまで戻ってこれたと思います。素晴らしいです。
一山本は、先場所十両優勝しての復帰ですね。

それと、春日野部屋の幕内力士不在は、昭和42(1967)年9月場所以来。
今場所まで最も幕内在位が継続しているのは佐渡ヶ嶽部屋となりましたが、
碧山が十両に陥落したことでこうなってしまいましたかね。残念ですが、
また春日野部屋から幕内力士が出てくれることを願います。まあ、塚原や
栃神山、栃武蔵あたりが上がって欲しいなと思う所ですが…。

●十両●
今場所は、2枚目の島津海、3枚目の欧勝馬、5枚目の大の里、5枚目の獅司
あたりが、幕内を狙えそうですかね。個人的には、特に大の里、獅司に
期待しています。また、9枚目の高橋、10枚目の天照鵬は、だいぶ上がったな
という印象ですが、今場所も活躍に期待しています。13枚目の朝紅龍も。

新十両ですが、11枚目の日翔志が昇進しました。日翔志は、前から注目して
いましたし、ついに来たかという感じです。今場所は、どこまで活躍できるか
大いに期待しています。
write:2023/10/31 rewrite:- update:2023/12/04


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