平成29(2017)年大相撲7月場所・総評
●幕内●
今場所は白鵬が2場所連続、39回目の優勝をしました。そして、魁皇の持つ
通算1047勝を超えて通算1050勝を達成しました。また新記録を達成しましたね。
次は優勝40回目ですかね。

新大関の高安ですが、終盤に崩れて9勝に終わってしまいました。終盤に
いかに崩れないかが今後の課題ですね。あと、今場所の横綱大関は休場した
力士も含めて少々ふがいないような気がします。

新関脇の御嶽海は2横綱、特に白鵬を撃破しての9勝は凄いです。
小結の嘉風も1横綱2大関撃破で9勝はよく健闘したと思います。
小結の琴奨菊ですが、来場所は6年半振りの平幕への陥落になりますね。
また立て直してもらいたいと思います。

今場所は、春日野部屋の力士が頑張りましたね。碧山は千秋楽に白鵬が勝つ
まで最後まで優勝争いをして13勝をあげましたし、栃ノ心は上位で9勝、
栃煌山は、12勝とよく健闘したと思います。栃煌山もまだまだやれますかね。

阿武咲ですが、今場所も10勝をあげ、史上7人目となる新入幕から2場所連続
2桁勝利となりました。阿武咲も入幕してからさらに力を付けましたね。
来場所は上位戦となりますのでまた頑張ってもらいたいです。
あと、千代大龍と松鳳山も10勝と頑張りましたね。

13場所振りの幕内復帰となった千代丸ですが、9勝と頑張りましたね。
今度は10勝をあげてもらいたいものです。腹をうまく使った相撲を
取っていけばもっと星も伸びるのではないでしょうか。

●十両●
8枚目の大奄美が優勝しました。今場所は、魁聖、豊山、朝乃山との優勝争い
となりましたが、大奄美が制しましたね。大奄美がここまでやるとは思いも
しませんでした。来場所は幕内を狙う場所となりますが、また新入幕を
目指してもらいたいです。

あと、妙義龍、安美錦が10勝と健闘しましたね。安美錦はようやく復活
といった所でしょうか。また入幕を目指してもらいたいです。

十両に復帰した阿炎ですが、最後3連敗は残念でしたが、勝ち越しできたのは
良かったです。次はもっと勝ってもらいたいですね。本当に最近力を
付けてきたと思います。新十両の翔猿は9敗と残念でしたね。

●幕下●
11枚目の矢後が優勝しました。正直言って矢後がここまでやってくれるとは
思いませんでした。一気に十両昇進を決めましたね。四股名は○風になるのか
また楽しみです。あと、鏡山親方の息子の53枚目の竜勢も6連勝とまた
頑張りましたね。7番相撲で矢後に敗れましたが、また中位ぐらいに
番付を戻しそうですね。

2枚目の北磻磨も6勝と幕下ではまだまだ勝てる感じですかね。これで
十両復帰は確実ですね。3枚目の大成道も新十両になりそうですね。
来場所も期待しています。あと、貴源治、栃飛龍、木崎が5勝とこのあたりが
来場所十両を狙えそうですね。それから、13枚目の琴太豪が6勝と
十両を狙えそうですかね。磋牙司が5勝とまた番付を戻してきていますね。
この2人については、十両を目指してもらいたいです。
write:2017/06/26 rewrite:- update:2017/08/27


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