平成19(2007)年大相撲3月場所・総評
白鵬が2回目の優勝をしました。毎回、朝青龍ばかり優勝してたので、
今回は白鵬に優勝して欲しいと思ってました。しかし、千秋楽結びの
一番の朝青龍の変化、優勝決定戦での白鵬の変化。
どちらも何が何でも優勝したいという思いがこうさせてしまったのかも
しれないですね。でも、こんな勝負は今回限りにしてもらいたい
ものですね。あと、朝青龍といえば、中日での稀勢の里を倒した後の
ひざ蹴りも良くないですね。
このような行為は横綱としてみっともない行為だと思いますので
今後このようなことがないようにして欲しいです。

新関脇の琴奨菊ですが、今回は負け越しましたが、後半の6連勝で
7勝8敗に持ち込んだのは見事だったと思います。
来場所につながる連勝だったのではないでしょうか。
今度は三役で勝ち越してもらいたいですね。
関脇の琴光喜が10勝を挙げましたが、
2桁の白星は何場所ぶりなんですかね?
この10勝を大関昇進への足がかりにしてもらいたいです。
それから、豊真将、栃煌山、若の里が11勝を挙げる活躍をしましたね。
栃煌山は新入幕でこれだけ勝てたのは驚きです。
師匠から言われてた10勝のノルマは達成できましたね。
豊真将は来場所は小結、若の里は幕内の中位に上がりそうですね。
若の里については、かつてのようにまた三役に定着してもらいたいです。

今場所の十両ですが、里山、豪栄道の2人によって優勝争いが
繰り広げられ本当に面白かったです。
千秋楽にこの2人による取組があったのですが、里山が豪栄道を破って
優勝しました。今までは十両上位の壁をなかなか破ることが
出来なかったのですが、これでようやく来場所は新入幕を
果たせそうですね。
豪栄道も今回の11勝は栃煌山の新入幕に刺激を受けたのもあるのかも
しれないですね。改めて今後に期待できる力士だと思いました。
あと、皇司も頑張りましたね。36歳のベテランがよくここまで
頑張ったと思います。中盤崩れたのは残念でしたが。
それから、弓取り関取の皇牙が引退しました。まだ引退するような
年齢でもないと思ったいたのでこのニュースを聞いた時は驚きました。
今までお疲れ様でした。

来場所の十両昇進力士の予想ですが、猛虎浪、千代白鵬、若ノ鵬
あたりですかね。今回は(いや今回も、かな?)幕下に陥落しそうな
力士が少なく、十両に上がれそうな力士が多いので予想
しづらいです。最近はこういう傾向が強いですね。

来場所は白鵬が綱取りの場所になりますが、もうそろそろ東西に横綱が
並んで欲しいと思いますので、今度こそ白鵬には横綱に昇進して
もらいたいものです。
write:2007/03/26 rewrite:- update:開設日


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