2023/07/07 体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春
 
最初にツタンカーメンについての説明の映像が流れていました。そして、
河江肖剰(かわえ・ゆきのり)先生の解説もありました。

最初の部屋ですが、黄金のベッドは奇麗でしたし、ツタンカーメンのカー像は、
奇麗で素晴らしかったです。あと、この部屋に覗き穴があり、かつて、
ツタンカーメン王墓を発見したハワード・カーターがあけた穴を模している
感じでしたが、覗いてみると暗くてよく分かりませんでしたが、何かあるかな
といった感じでした。

次の部屋に行くと、ツタンカーメン王墓の前室が再現されていました。棺は、
シンプルだけど奇麗でした。壁画は、ツタンカーメンの次にファラオ(王様)
になるアイがツタンカーメンのミイラに口開けの儀式をしている所や、
ツタンカーメンがオシリス神と対面している所が描かれていました。

次の部屋に入った時ですが、思わず「奇麗!!」と声を出してしまいました。
黄金のチャリオットや黄金の玉座は奇麗で素晴らしかったです。側に小さい
船も再現していて細かかったです。それから、ツタンカーメン王墓の玄室に
あるものが並んでいました。3つの厨子は、特に側面が細かくて奇麗でした。
もうヒエログリフがびっしりといった感じで。第1、第3の棺は黄金で
輝いていました。第2の棺は青と黄金で輝いていましたね。黄金のマスクは、
もう黄金の輝きで本当に奇麗でした。黄金のマスクのレプリカは何回か
見てきていますが、今回のが1番奇麗でした。

あと、ヒエログリフについての解説があり、ギリシア語のヒエロ(神聖な)と
グリュフ(刻まれている)が語源で後324年まで使用されていましたが、
その後、約1400年ほど未解読の文字になっていましたが、1822年にジャン・
フランソワ・シャンポリオンによって解読されたことが書いてありました。
あと、そのシャンポリオンですが、ヒエログリフ解読後に1日中気絶していた
みたいですね。

次の部屋は、ツタンカーメン王墓に描かれているヒエログリフについての説明
が書かれていました。王名はカルトゥーシュで囲ってあることも説明されて
いました。

次の部屋ですが、アヌビス神像付き厨子は、奇麗で厨子の上のアヌビス神は
凛々しい感じでした。黄金のプタハ神像やタタ神像は奇麗でした。最初は、
ツタンカーメンのシャブティかと思ったのですが、違いましたね。
それから、神官の階級についての説明がありました。羊頭のスフィンクス姿の
アメン・ラー神に護られるツタンカーメンは、いかにもアメン・ラー神に
守られている感じでした。

次の部屋ですが、アテン神のパネルが奇麗でした。円盤からアンク文字を
持った手が良かったです。ネフェルティティの胸像ですが、不思議な形ですが、
奇麗でした。本で何度か見たことありますが、レプリカとはいえ、実際の物を
見たのは初めてでした。アクエンアテン王の彫像は、本当に大きかったですね。
もう圧巻でした。これが見れたのは嬉しかったです。あと、アクエンアテン王
一家の太陽円盤の神アテンへの信仰を表す石碑は、これも本で見たこと
ありますが、レプリカですが、実際の物を見れたのは嬉しかったです。

今回展示されている物は、世界に3セットしかない「超複製品(スーパー
レプリカ)」で、ツタンカーメン王墓に収められていた副葬品のうち132点
を精巧に再現したものということですが、本物と見間違うくらいの物ばかりで
素晴らしかったです。とくに黄金でできた物は、その黄金の輝きまで再現
されていて本当に奇麗でした。特にツタンカーメンの黄金のマスクは
今まで見たレプリカの中で一番奇麗でした。今回の展覧会ですが、
古代エジプトが好きな方はもちろん、ツタンカーメンやアクエンアテンが
好きな方には特におすすめです。

古代エジプト検定試験
こちら
write:2023/07/10 rewrite:- update:2023/08/19


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