2023/05/05 ルーヴル美術館展 愛を描く
アモルの標的は、天使が可愛いです。そして奇麗です。善悪の木の実のそばの
アダムとエバや楽園を追放されるアダムとエバは奇麗でした。
ニンフとサテュロスは官能的でした。ウルカヌスに驚かされるマルスと
ヴィーナスは官能的でした。チモーネとエフィジェロアまたは人間に驚く
ヴィーナスの三美神は、官能的ですが、天使が可愛いです。

ディアネイラを掠奪するケンタウロスのネッソスは、まさに配王としている
感じですね。リナルドとアルミーダは、奇麗で、可愛い天使に囲まれている
感じですね。ナクソス島のバッカスとアリアドネは、暗い感じですが、
所々が細かいです。

アドニスの死は、官能的でまさに死を迎える感じで天使が迎えようとして
いますね。アモルを教育するようにメルクリウスに勧めるヴィーナスは、
裸ですが奇麗ですね。ユピテルの雷を盗むアモルは、奇麗でした。
雷は、左上の赤いのですかね?ローマの慈愛キモンとペロは、女性が優しく
男性を抱いているようですね。放蕩息子の帰還は老人が優しく息子を
抱きしめている感じですね。キリストの磔刑後の付いた十字架を手に
観想するマグダラのマリアは優しそうです。そばに天使がいますかね?

聖アガタの殉教は、拷問の準備ですかね。それでも残酷な場面はないです。
キリストの十字架降下は、切ない感じですね。エジプトに帰還前の聖家族は、
奇麗でした。聖母と幼子イエス、聖ヨセフ、聖エリザベトと幼子洗礼者ヨハネ
は、優しそうで奇麗です。かつてヴィーナスが捧げられた神殿は、なんか灯台
みたいとか思ったりしました。アモルを支える三美神は、官能的ですが
奇麗です。

今回は、久しぶりに美術の展覧会に行きましたが、見ていて、
やはりローマ神話や新約聖書の知識があった方がより深められますかね。
ま、無くても楽しめますが。そして、今回は最初と最後に官能的な絵画が
多く、中盤に新約聖書の場面が多かったように思えます。なので、そのような
絵画が好きな方は見てみることをお勧めします。「愛を描く」がテーマなの
ですが、やはり官能的なものと背中合わせなのですかね?そんなことを
思ったりしました。

<おまけ>
この展覧会ですが、よく「アモル」という名前が出てきましたが、アモルって
愛の神様なのですね。別名はキューピッドで、愛の神様がはなった矢が心臓に
当たると、誰かを愛する気持ちが生まれるとされていたとのことで。
(2023.06.19 追加)
write:2023/05/19 rewrite:2023/06/19 update:2023/06/19


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