2021/10/23 最澄と天台宗のすべて
 
天台大師(智顗)像は、シンプルでおだやかな表情ですね。
伝教大師(最澄)坐像は、おだやかで最澄はまさにこんな感じですね。
聖徳太子及び天台高僧像は、なんかインドで描かれたものみたいです。
慈覚大師(円仁)は、遣唐使で唐で学んで、最澄ができなかった天台密教を
確立させたのですね。光定戒牒は、能書家で三筆の一人の嵯峨天皇の宸筆
ということで、奇麗で丁寧な感じがしました。

薬師如来立像は、素朴な銅の色で奇麗でした。表情がおだやかですね。
慈覚大師(円仁)伝は、漢字がびっしりですね。両界曼荼羅図は、奇麗です。
少々状態は悪いけど。仏様がびっしりですね。僧形坐像は、表情が高僧と
いった感じですね。五部心観は、インドのものみたいです。文字は、
サンスクリット語ですかね?智証大師(円珍)坐像は、わずかに目が開いて
ますね。この坐像、円珍の遺骨が納められているようですね。

映像で、千日回峰行をやっていましたが、色々な所を歩いて、そして九日間、
飲まず食わず眠らずで祈り続けるとか、もう凄すぎますね。
これは、円仁の弟子の相応和尚が創始したとのことで。
相応和尚像は、服が奇麗でした。不動明王は、強そうですね。

千手観音菩薩及び両脇侍立像は、千手観音は輝いていて奇麗でした。
たくさんの手に色々な物を持っていて凄かったです。両脇侍立像は、
不動明王と毘沙門天で怖い顔をしていますね。
不動明王二童子像は、炎を背負っていますね。怖い顔です。

恵心僧都(源信)像は、優しく教えを語ってそうです。源信は、往生要集を
書いて念仏を広めた人ですが、源信も延暦寺で学んだ人だったのですね。
それが、後の法然や親鸞、一遍へと繋がっていくのですね。

阿弥陀聖衆来迎図は奇麗でした。六道絵の人道苦相や人道不浄相幅は、
世の中の四苦八苦を描いている感じですかね。
真如堂縁起は、円仁の乗った船に小さな阿弥陀仏が現れた所を描いているの
ですね。紺紙金銀交書法華経は、字が金で奇麗でした。銀は薄いですね。
普賢菩薩像は、象に乗っていてインドの絵みたいですね。

慈円ですが、愚管抄を著したのは後鳥羽上皇を諌めるためのものだった
みたいですね。慈眼大師(天海)坐像は、厳かで凄いです。
天海も延暦寺と関係があったのですね。徳川家康のブレーンのイメージですが。
慈眼大師縁起絵巻は、絵が奇麗です。東叡山之図は、シンプルで奇麗です。

浅草寺縁起絵巻は、稚拙とありますが、それでも奇麗ですし、温かみがあると
思います。熾盛光曼荼羅図は、整然としていて奇麗です。漢字と
サンスクリット語で書かれていますかね。

摩多羅神二童子像、にこやかで明るい感じですね。微笑ましいです。
金剛力士像は、平安時代のものですが、東大寺のよりはシンプルですが、
これも力強いですね。慈恵大師(良源)坐像は、大きくて迫力ありますね。

あと、延暦寺の根本中堂の再現がありました。凄かったです。仏様が奇麗です。
そして厳かな感じですね。ここで毎日護摩を焚いて密教をやっているのだなと
思いました。根本中堂は、2016年から10年かけて修復するみたいですね。

今回は、様々な仏教美術が見れてどれも奇麗でした。そして、最澄から
円仁と円珍、そして源信、法然や親鸞、道元などの鎌倉新仏教へと繋がって、
そして江戸時代にも仏教を伝えていたのだなと思いました。なかなか
素晴らしかったです。あと、千日回峰行は凄かったですね。
write:2021/10/23 rewrite:- update:2021/11/14


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