2017/10/15 運慶
大日如来坐像ですが、厳かな感じがしました。デビュー作でここまでの完成度
とは驚きです。運慶願経ですが、このようなものを書いていたのですね。
阿弥陀如来および両脇侍坐像ですが、穏やかで落ち着いた感じがありますね。

毘沙門天は、力強いけど落ち着いた表情ですね。
法相六祖坐像ですが、法相宗の6人の開祖の像ですが、表情豊かですね。
四天王像は、力強いです。これぞ鎌倉文化といった感じです。
あと、天は、敵を踏みつけているものが多いですね。

仏頭は大きいですね。テレビでも見ましたが、間近で見ると圧倒されました。
五輪塔形銘札ですが、北条時政と運慶の名前が記されていますね。
銘札は、和田義盛の名前が記されているものもありますね。
不動明王は、炎を背負っているさまが凄いです。増長天は凄い迫力でした。
八大童子は、怖い顔から優しい顔まで表情豊かですね。
世親菩薩は、優しい表情で、無著菩薩は穏やかな感じでした。

大日如来ですが、中に五輪塔や木札が、地蔵菩薩は、中に巻物が入っているの
ですね。これはテレビでCTスキャンにかけている所を見てました。
聖観世音菩薩は、綺麗でした。そして、穏やかで神々しいです。
重海上人はもう悟り切っているようなかんじですね。
増長天、広目天は、小さいけど力強いですね。緻密な感じがします。
勢至菩薩、観音菩薩は穏やかな感じがします。

運慶の子供の作品ですが、運慶には負けるけど、それでも素晴らしい作品を
残していますね。凄いです。神鹿や子犬の像は躍動感がありますね。
転燈鬼立像は力強い、怖い表情ですね。龍燈鬼立像はまだ穏やかです。

今回は運慶の作品を見てきましたが、運慶と言えば東大寺南大門の
金剛力士像のような力強い印象なのですが、穏やかなものや悟りきったような
ものまで様々な表情を作っていますね。そして、これぞ鎌倉文化と
いったような力強いものまで色々な作品を残していると思いました。
日本にこのような仏師がいたというのが驚かされました。素晴らしかったです。
write:2017/10/16 rewrite:- update:2018/01/08


Back

Archive