2012/09/09 二条城展
昨日ですが、江戸東京博物館で開催されている「二条城展」に
行ってきました。

主に展示されていたものとしては、鯱瓦、鬼瓦、家康から下賜された
陣羽織、家茂、慶喜の陣羽織、二条城の設計図などが展示されていました。

中でも綺麗だったのは秀忠の娘、和子が後水尾天皇に嫁いでいく時の
様子が描かれた屏風、家光が後水尾天皇の行幸を迎えるために
上洛した時の様子が描かれた屏風でした。この2つは見ごたえがありました。
あと、狩野探幽が描いた障壁画も展示されており本当に綺麗で
素晴らしいものでした。

家康が築城してからは徳川家の京都での拠点として、和子の入内、
後水尾天皇の行幸を迎えるための家光の上洛、そして慶喜の大政奉還の
舞台として本当に大きな役割を果たしてきたのが分かりました。

あと、知らなかったこのですが、明治時代には天皇家の離宮となり
宮内省の管轄となったのですが、戦後は京都市に移管されたのですね。

二条城展は23日まで開催されていますので日本史に興味のある方は
見に行ってみても良いかと思います。
write:2012/09/10 rewrite:- update:開設日


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