13.アッシジの聖フランシスコの講演を聴いて
今回の日記ですが、書いた内容の性格上、カトリックの教義にも触れなければ
ならないものでした。ですので、その点、ご了承いただければと思います。
また、この日記はカトリックの信仰を強制、強要するものではございません。
基本的に僕自身がカトリックが好きなので、「自分はこうありたいと
思っている」と考えていただければと思います。



神父さんによるアッシジの聖フランシスコの講演会がありました。
アッシジの聖フランシスコについては、自分自身もよく知っている聖人
ですが、講演を聴くと今まで知らなかった話もたくさんありました。

その一つがフランシスコ会の服についてでした。あの服は、当時の農民の
服装であって800年間変わっていないというものでした。農民の服装を
修道会の服装にすると言うのは、やはり農民という身分の低い人、
小さくされた人の目線に立って活動しようという修道会の趣旨がその服装にも
表れているように思います。また、3つの結び目が、3つの誓願(従順、清貧、
貞潔)を表しているというのが興味深かったです。こうして常に普段
忘れがちになる誓願を忘れないようにしようという思いが込められている
ように思います。このように服装一つにも様々な意味が込められているのが
興味深かったです。

あと、フランシスコが好きなのは、クリスマスで、最初に馬小屋の飾りを
作ったのがフランシスコで、このようにしたいと教皇ホノリウス3世に
許しを願い出て、その祝い方が今日まで続いていることや、金曜日であっても
「それは関係ない」と言ってクリスマスを優先させたことなど、本当に
クリスマスを大切にしているのだなと思いましたし、フランシスコがやった
ことが今に伝わっていることが驚きです。

フランシスコ会には、第1回、第2回、第3回とあって第2回は、クララ会で
第3回は家族を持った身分でフランシスコの精神に生きる人ということで
在世フランシスコ会のことだという話がとても印象に残りました。
知り合いに在世フランシスコ会に入会している人がいますし、家族を持った
身分の人、世俗に身を置く人にも門戸を開いたという点で多くの人を
救いに導こうとしているのがとても素晴らしいと思いました。

今回の講演でアッシジの聖フランシスコについてとても興味深い話も
多かったですし、印象深い話を多かったです。またこのような講演が
あれば聴きたいと思いますし、これを機に聖人のことを思い起こし、
自分の生活に取り入れていければ良いと思います。
write:2017/11/09 rewrite:- update:2018/01/08


Back

Archive