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| 143.新幕下確実!旭水野 | ||
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大相撲秋場所で東三段目23枚目の旭水野(21)=富山県朝日町出身、大島=が、 6勝1敗と大きく勝ち越して九州場所での新幕下昇進を確実にした。 富山商の先輩にあたる元大関の十両朝乃山(高砂)との初顔合わせと、 40歳まで幕内の地位を守った元関脇旭天鵬の師匠・大島親方のような 息の長い力士という2つの目標を胸に番付を駆け上がる。 新幕下をたぐり寄せる秋場所6勝目は、ちょっぴり苦笑いの白星だった。 旭水野が低い立ち合いから攻めたが、幕下経験者の琴大進の腰も重い。 流れから右を差すと、すくい投げで仕留めた。「押し切れなかったのは 反省だけど、柔道の経験が生きたのかな」と息を弾ませながら振り返った。 相撲中継を見ることが好きだった父雅之さんとフィリピン人の母 アイリーンさんの影響で、幼少期からすぐに夢中になった。 しかし、地元に相撲の道場がなく柔道で鍛えた。土俵が身近になくても 「小学校の卒業文集でも『横綱になる』って書きました」。柔道の推薦で 富山商に入り、高2で富山県のトップに。「やり切ったので、学校に お願いして」相撲部に移って基礎を磨き、最初に声をかけてくれた大島部屋の 門をたたいた。 高校の先輩・朝乃山とは、忘れられない思い出がある。今年の初場所前、 高砂部屋に出稽古すると長期休場中だった元大関と対面。左膝のリハビリに 時間を割く中、トレーニングルームから出てきて土俵で胸を出してくれた。 会話はあいさつ程度だったが、体を張ったエールに「すごく重たかったのが 忘れられない。対戦して成長を示したい思いが強くなった」と感激。 「朝乃山関が落ちてくることはもうない。自分が上がるしかない」。 貴重な時間が、出世の新たな励みになっている。 憧れを抱き続けた世界。やるからには太く長くを目指す。最高のお手本は 大島親方。37歳で初優勝し、40歳での引退まで幕内の座を守った。 師匠からの金言は「自分の良さを理解して下がらずに前に出るのが、 けがをしないためにも大事。理想は体格が似た貴景勝(現湊川親方)の 突き押し」。教えを守り、関取への道を切り開く。 ▼旭水野翔(きょくみずの・しょう) 本名は水野翔。2004年3月12日生まれ、 富山県朝日町出身の21歳。170センチ、156キロ。22年春場所で初土俵。 最高位は今年名古屋場所の東三段目8枚目。得意は突き、押し。 こうして地元の力士がネットのニュースに取り上げられるのは嬉しい限りです。 旭水野は、6勝1敗と大きく勝ち越して九州場所での新幕下昇進を確実にした のは嬉しかったです。来場所は幕下で勝ち越しを目指してもらいたいです。 そして、ゆくゆくは朝乃山と対戦してもらいたいですね。朝乃山との思い出話 もなかなか良いです。幕下は熾烈で大変な地位だとは思いますが、また関取 目指して頑張ってもらいたいと思います。期待しています。 【大相撲】新幕下確実!旭水野、目標は富山商の先輩・朝乃山との「対戦」 リハビリ中に胸を出してくれた元大関に「成長示したい」 師匠お手本に息の長い力士目指す こちら |
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| write:2025/10/22 | rewrite:- | update:2025/11/11 |