132.豊昇龍が第74代横綱に昇進
だいぶ遅くなってしまいましたが、豊昇龍の横綱昇進について書こうと
思います。

日本相撲協会は1月29日、東京・両国の国技館で春場所の番付編成会議と
臨時の理事会を開き、協会の使者2人が台東区の立浪部屋を訪れ、
豊昇龍と師匠の立浪親方に伝達式で昇進を伝えました。

これを受けて豊昇龍は口上で「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃の精神で
精進いたします」と大関昇進の際と同じことばで決意を述べました。

横綱の昇進は令和3年名古屋場所後の照ノ富士以来、3年半ぶりで、
史上74人目。モンゴルからの新横綱は、照ノ富士以来6人目。外国出身力士
としては8人目。初土俵以来所要42場所は、5位のスピード昇進。
新横綱の場所で一人横綱は玉錦・平成5年3月場所の曙以来3人目。
という記録でした。

会見に同席した元小結・旭豊の立浪親方は「本当にうれしい。親方としては
誰もが夢ではあると思うが、自分では手が届かなかった地位で、こんなことを
してくれた弟子を持って幸せだ」と喜びを語りました。


豊昇龍の横綱昇進について、大甘だという批判もありますが、そこは、
相撲協会の都合もあるのかなという思いです。北の富士や北葉山の
大関昇進は直近3場所で28勝で昇進という例もありましたしね。

なので、豊昇龍は、横綱になったこれからが勝負だと思います。こうした
批判を跳ね返すほどの活躍、成績で「俺は横綱にふさわしい力士だ」という
のを見せてくれたら嬉しいです。目標は優勝10回ということで、
是非、成し遂げてもらいたいと思います。

今後の横綱としての豊昇龍の活躍に期待しています。


豊昇龍 第74代横綱に昇進「気魄一閃の精神で精進します」
こちら
write:2025/03/07 rewrite:- update:2025/03/31


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