129.大の里が大関に昇進
日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で大相撲九州場所の番付編成会議と
臨時理事会を開き、秋場所で2場所ぶり2回目の優勝を決めた大の里(24)
=本名・中村泰輝(だいき)、二所ノ関部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。

初土俵から所要9場所での大関昇進は羽黒山、ともに幕下付け出しの
豊山と雅山の12場所を抜き、昭和以降では最速となる。あと、新入幕から
5場所での大関昇進となる。石川県出身では昭和以降で輪島、出島に続いて
25年ぶりとなる。

茨城県阿見町の二所ノ関部屋で行われた昇進伝達式で、大の里は
ちょんまげ姿で「大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し、
相撲道に精進します」と口上を述べた。

大の里は日体大を経て、2023年5月場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵。
2024年5月場所で、幕下付け出しでは最速となる初土俵から所要7場所で
幕内初優勝を果たした。


大の里が大関に上がってくれたのは本当に嬉しいです。ついに来たかとも
思いましたが。口上は、「唯一無二」という四字熟語を入れたのが良かった
です。大関になって全てはこれからだと思いますので、是非とも「唯一無二」
の力士になって頂きたいと思います。横綱を目指せる力士になってもらいたい
ものです。
write:2024/09/26 rewrite:- update:2025/01/16


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