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令和5(2023)年大相撲9月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は、大関の貴景勝が優勝しました。それを、高安、大栄翔、熱海富士が 優勝争いをした展開ですね。千秋楽は、高安、大栄翔が敗れ、熱海富士が 勝って、貴景勝との優勝争いになりました。優勝決定戦では、貴景勝が優勝、 来場所は綱取りになるのでしょうが、カド番での優勝、11勝4敗での優勝、 優勝決定戦での左変化気味と、まあ色々と厳しく見られそうな気がします。 それはそうなのですが、また綱取りは頑張ってもらいたいです。 熱海富士は、優勝決定戦で敗れて、悔しいという発言をしていましたが、 今場所は、上位とはこういうものだということが分かった勉強の場所になった のではないかと思います。しかし、幕内2場所目でここまでやってくれたのは 素晴らしかったですし、嬉しかったです。熱海富士は、これからもまだまだ 強くなっていくと思いますし、優勝のチャンスもあると思いますので、 また今後、さらに強くなってくれることに大いに期待したいと思います。 大関陣は、霧馬も昇昇龍も何とか勝ち越してくれて良かったです。来場所は、 優勝争いに加わってもらいたいものです。関脇陣は、全員勝ち越しで 良かったと思います。大栄翔は10勝で再び大関取りへの布石ですかね。 あと、3枚目の玉鷲ですが、今場所は調子が悪かったですかね?というのも あるのですが、13日目に幕内600勝とこの場所で一つの節目となりましたね。 来場所は、さらに活躍して、記録を伸ばしてくれることを願います。 ●十両● 今場所は、7枚目の一山本が優勝しました。まあ、この地位なら勝てる感じ ですかね。そして、それを14枚目の大の里が優勝を争う展開でした。 大の里は、優勝を逃しましたが、大気の片鱗は見せられたような気がします。 あとは、3枚目の友風は11勝、4枚目の東白龍は10勝、5枚目の美ノ海は10勝、 8枚目の獅司は9勝となかなか良い感じですね。 新十両の力士ですが、12枚目の高橋は8勝、13枚目の朝紅龍は7勝、 14枚目の天照鵬は8勝でした。また、大の里に続いて活躍してもらいたい ものです。 ●幕下● 今場所は、3枚目の日翔志が優勝しました。今回は、47枚目の千代嵐が 初日から6連勝していたのですが27枚目の朝白龍が引きずり下ろしましたね。 そして、7人による優勝決定戦になりましたが、日翔志が優勝しました。 日翔志は、ついに来たかという感じです。あと、6枚目の尊富士も十両を 狙えそうですかね。 ●三段目● 今場所は、2枚目の北磻磨が優勝しました。今回は、37歳での優勝ということ で、平成25(2013)年9月場所の天一の35歳での最年長優勝を更新したと いうことで、頑張ってますね。また、さらなる活躍に期待しております。 ●序二段● 今場所は、14枚目の安大翔が優勝しました。76枚目の元十両の王輝を敗って なので凄いですね。安大翔は、注目ですかね。 ●序ノ口● 今場所は、18枚目の城間が優勝しましたが、なんか対戦相手を立会いで 吹っ飛ばしたとか、格が違い過ぎるとか、」もう既に幕下レベルとか言われて ますが、この力士もまた注目ですかね。 ●引退● 元幕内の徳勝龍と元幕内の明瀬山が引退しました。 徳勝龍は、令和2(2020)年1月場所で優勝したのが印象的でしたし、幕内や 十両で頑張っていた姿が印象的でした。明瀬山は、最初の頃は1歩下がっての 独特な立ち合いが印象的でしたね。幕内を4場所務めたことや、十両と幕下の 間で頑張っていたのが印象的で良かったです。 今までお疲れ様でした。 |
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write:2023/10/29 | rewrite:- | update:2023/12/04 |