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令和2(2020)年大相撲1月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は、17枚目の徳勝龍が優勝しました。幕尻での優勝は、2000年の貴闘力 以来20年振り、33歳5カ月での優勝は年6場所となった1958年以降で3番目の 年長記録。奈良県出身力士の優勝は、1922(大正11)年春場所の 鶴ケ浜(当時・東前頭4枚目、最高位小結)以来2人目ということで。 今まで目立たなかった力士が大きな仕事をしましたね。 貴景勝を倒したのも良かったと思います。 そして、13日目まで1敗で並んでいたのが正代で13勝と大活躍の場所と なりましたね。貴景勝も14日目で脱落したとはいえ大関として頑張っていた と思います。今度は大関で優勝してもらいたいものですね。 関脇の朝乃山は、5敗した時はどうなるかと思ったのですが、最後は4連勝で 10勝しましたね。来場所は大関取りなんですかね?だとしたら目標は12勝 ですね。 大関の豪栄道は、2場所連続の負け越しで関脇に陥落ですね。残念です。 これで大関の関脇陥落は4場所連続になりますね。関脇の高安は、負け越しで 大関復帰はできませんでしたね。場所前が良さそうと聞いていただけに 残念です。 2枚目の北勝富士、筆頭の遠藤も横綱を倒したりして活躍しましたね。 遠藤は、2横綱1大関撃破と凄かったです。優勝争いするかと思ったら、 そこは残念ながらできませんでしたね。 8枚目の竜電は、10勝とこのあたりなら勝てる感じですかね。9枚目の豊山も 11勝とだいぶ勝てるようになってきて嬉しい限りです。11枚目の輝も10勝と 本当に勝てるようになってきましたね。上位での対戦が楽しみです。 新入幕の17枚目の霧馬山は11勝とここまでやれるとは思いませんでした。 また、今後に期待しています。 ●十両● 13枚目の照ノ富士が優勝しました。膝の調子が良くなった照ノ富士には 格が違う感じですかね。全勝まではできませんでしたが、たぶん来場所も 十両でしょうが、また幕内で活躍できる日を楽しみにしています。 あと、4枚目の錦木と6枚目の大奄美が照ノ富士を倒しての11勝と活躍 しましたね。2枚目の琴ノ若は、8勝と少々苦戦しましたかね。 新入幕はどうだろう?するとは思いますが。14枚目の豊昇龍は、8勝で 勝ち越しましたね。12枚目の朝玉勢は千秋楽で負け越し。残念です。 13枚目の千代鳳も負け越しでまた幕下に戻りそうですね。残念です。 ●幕下● 51枚目の魁渡が優勝しました。魁渡も幕下上位まで来ていたのでここなら 勝てる感じですかね。また、魁勝に続いて十両を目指してもらいたいです。 筆頭の若元春は6勝とここなら勝てる感じですかね。3枚目の千代の海は5勝、 4枚目の白鷹山は6勝と十両復帰ですね。2枚目の翠富士が5勝とついに 十両昇進ですかね。9枚目の琴太豪は、元林の連勝を止めましたね。来場所は 十両を狙えそうですかね。14枚目の元林は、7日目に連勝を止められて24連勝 でストップしましたね。それでも幕下上位で勝ち越しは上出来だと思います。 17枚目の狼雅も5勝とさらに上がっていきますかね。57枚目の北の若は 注目株のようですが、5勝しましたね。55枚目の天風は4勝と勝ち越し ましたが、もう少し勝って欲しかったかな。5枚目の納谷、7枚目の塚原は 負け越し。残念です。また上がってきてもらいたいですね。 ●引退● 元幕内の荒鷲が引退しました。荒鷲は、力士としては地味でしたが、 3つの部屋を渡り歩いたのが印象的でした。 今までお疲れ様でした。 (2020.05.05 追加) |
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write:2020/01/26 | rewrite:2020/05/05 | update:2020/05/06 |