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令和5(2023)年大相撲7月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は、関脇の豊昇龍が優勝しました。そして、優勝争いは、豊昇龍、 筆頭の錦木、9枚目の北勝富士、新入幕の17枚目の伯桜鵬で争っていましたね。 千秋楽は、豊昇龍が伯桜鵬に勝って、優勝決定戦では北勝富士に勝ったのも 見事でした。これで来場所は大関ですね。 横綱の照ノ富士は、怪我で休場に、大関の貴景勝も、怪我で休場に、 新大関の霧島も怪我で3日目まで休場でしたが、4日目から出場し、必死で 勝ち越しを目指していたのが良かったです。残念ながら負け越しで、来場所は いきなりのカド番ですが、また怪我を治して、カド番を乗り越えてもらいたい です。 関脇の大栄翔、若元春は、終盤に崩れてしまいましたかね。9勝止まり でしたが、9勝だったら来場所の成績次第では大関に上がれるかもしれない ですね。また頑張ってもらいたいです。小結の琴ノ若ですが、ついに三役で 11勝と2桁を始めてあげましたね。これは嬉しかったです。琴ノ若もまた 大関取りを目指して頑張ってもらいたいです。今後に期待しています。 筆頭の錦木ですが、一時は優勝争いのトップに立ちましたが、終盤に崩れて しまいましたね。そこは残念でしたが、それでも筆頭の地位で10勝は見事 だと思いまし、念願の三賞も取れましたね。初土俵から103場所目で初の三賞 となる殊勲賞に輝き、100場所目の琴稲妻を超えて最も遅い記録ということで。 そして、念願の三役もなれそうですね。 4枚目の朝乃山は、途中休場、途中出場がありましたが、8勝と勝ち越しで 良かったですが、上位の力士もだいぶ力を付けてきていますので、朝乃山も 改めて力を付けていく必要がありますかね。今後に期待しています。 6枚目の北青鵬ですが、5勝と負け越しでした。今場所は研究されていました かね。僕は、番付発表の時に「優勝争いをひっかきまわす存在になるのでは ないか」という予想をしましたが、見事にはずれましたね。北青鵬もまだまだ 研究を跳ね返して、力を付けていかないといけないですかね。でも、いつかは 優勝争いをひっかきまわす存在になり、北青鵬自身も優勝できるかもしれない ので、また今後に期待したいと思います。 新入幕ですが、17枚目の伯桜鵬は、いきなり優勝争いをして「令和の怪物」と 呼ばれましたね。13枚目の豪ノ山と14枚目の湘南乃海は10勝と新入幕の3人は 大活躍でしたね。この3人がどこまでやれるのか、本当に楽しみな新入幕力士 だったと思います。しかし、三賞の敢闘賞が6人とは、これまた凄いですね。 ●十両● 筆頭の熱海富士が優勝しました。先場所の大活躍に続いて、今場所も活躍 しましたね。これで今度こそ再入幕ですね。あと、9枚目の大奄美と 9枚目の友風が優勝を争っていましたね。大奄美は11勝、友風は10勝でしたが、 友風は、最初は勝ち越すのでいっぱいいっぱいなのかなと思っていたのですが、 今場所は思っていた以上の活躍を見せてくれたので嬉しかったです。また幕内 目指して頑張ってもらいたいです。 2枚目の狼雅は8勝、5枚目の玉正鳳と5枚目の北の若が10勝と来場所は 新入幕を狙えそうな位置ですかね。また頑張ってもらいたいです。 13枚目の紫雷ですが、初めて十両の土俵で相撲を取りましたが、8勝で 勝ち越しとまずまずですかね。 新十両ですが、12枚目の獅司が9勝してくれたのは嬉しかったです。 またさらに番付を上げていってもらいたいです。13枚目の輝鵬は、7勝まで 上げての途中休場は残念でした。来場所も十両に残留かと思いますが、 また怪我を治して頑張ってもらいたいです。14枚目の勇磨は負け越し、 残念です。 ●幕下● 今場所は、先場所は十両で今場所は幕下筆頭の時疾風が優勝しました。 この地位で優勝は、今後に期待して良いですかね。あと、6連勝して 7番相撲の相手が54枚目の栃清龍でしたが、今場所も優勝できずで 7番相撲で全勝を逃した回数は6回目とさらに更新しましたね。次こそは 優勝するの気持ちでまた頑張ってもらいたいです。 来場所ですが、3枚目の大の里、3枚目の向中野、4枚目の高橋、 5枚目の石崎が昇進を決めましたね。7枚目の塚原はさすがに昇進 できませんでしたね。来場所で十両昇進を決める気持ちで頑張って欲しい です。 あと、9枚目の日翔志は5勝、17枚目の尊富士は6勝とこの2人は、 来場所十両を狙えそうですかね。37枚目の嘉陽は5連勝でしたが、 あとの2番で敗れてしまいましたね。それでもまた上は目指していけそう ですね。 18枚目の琴手計は5勝、26枚目の夢道鵬は5勝、32枚目の栃神山は6勝、 32枚目の朝玉勢は6勝、46枚目の琴挙龍は5勝、50枚目の朝志雄は6勝と このあたりが良い感じですかね。59枚目の大青山は4勝とまずまずですね。 そして、2枚目の木竜皇は3勝、6枚目の風賢央は3勝と負け越し、 残念ですが、また上がってきてくれると思いますので、今後に期待 しています。 ●三段目● 今場所の優勝力士は注目かな??ということで三段目まで書きます。 今場所は、86枚目の若碇が優勝しました。若碇ですが、元幕内の大碇の 息子ということで、そして優勝決定戦で敗れた44枚目の朝白龍とこの2人は 注目ですかね。来場所は幕下ですが、そこでも頑張ってもらいたいです。 あと、16枚目の欧勝竜は6勝と、ここなら大勝ちできますかね。また番付を 戻していって、ひいては十両目指して頑張ってもらいたいです。 61枚目の聖富士は6勝、82枚目の風栄大は6勝とこのあたりは注目ですかね。 5枚目の風の湖は5勝と来場所は幕下ですね。13枚目の納谷は4勝とまずまず ですね。 富山県出身力士では、32枚目の富豊は4勝、49枚目の常川は4勝、64枚目の 千代烈士は4勝と勝ち越しで良い感じですね。75枚目の旭水野は、初の三段目 でしたが、4勝と勝ち越したのは見事です。徐々にですが、着実に番付は 上がっていってますね。50枚目の千代獅子は3勝、76枚目の坂林は2勝、 先場所は序二段で活躍した67枚目の飛騨野は1勝と負け越しでした。残念です。 ●引退● 元幕内の千代の国が引退しました。上がっては何度も怪我をして下がっては また這い上がるといった本当に苦労の相撲人生でしたね。ですが、本当に ここまでよく頑張ったと思います。今までお疲れ様でした。 |
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write:2023/07/27 | rewrite:- | update:2023/08/19 |