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平成26(2014)年大相撲1月場所・総評 | ||
●幕内● 終わってみれば白鵬が優勝でした。28回目の優勝となります。 稀勢の里の綱取りが話題になりましたが、鶴竜が好調で白鵬を倒して 優勝決定戦に持っていきましたが、そこで白鵬が勝って優勝となりました。 あと2回、優勝30回の大台に持っていってもらいたいですね。 あと、鶴竜ですが、初日は敗れたもののその後は14連勝で優勝争いをしたのは 素晴らしかったです。ようやく鶴竜も存在感を見せた感じですかね。 来場所は綱取りとなりますが、緊張せずに精一杯頑張ってもらいたいものです。 そして、稀勢の里ですが、もう正直言って落胆しました。前半戦で3敗して 綱取りは消滅。さらに右足の親指の怪我で休場して負け越し、来場所は カド番と本当に悔やまれます。今場所の鶴竜の相撲を見ていたら、 「これが稀勢の里だったら…」とか思ったりもしたものです。 琴奨菊ですが、満身創痍の中、よく頑張ったと思います。カド番も脱出して 良かったと思います。来場所以降はもっと活躍をしてもらいたいですね。 あと、栃煌山と遠藤が活躍しましたね。栃煌山は小結という勝つのも難しい 地位でよく頑張ったと思います。これを大関取りの布石としてくれれば 嬉しい限りなのですが…それは来場所を見てですかね。 遠藤は、11勝をあげての大活躍でしたが、大関戦を経験するなど 課題点も見えた場所ではないですかね。来場所は横綱、大関と当たる地位に なると思いますが、頑張ってもらいたいです。 それから、嘉風と千代鳳も10勝とよく健闘しましたね。 里山ですが、38場所振りに入幕して7勝までいきましたが、千秋楽で 反則を取られたのは残念です。またくじけずに入幕して今度こそ 勝ち越してもらいたいものです。 入れ替えの予想ですが、三役は、豊ノ島が昇進、妙義龍が陥落、 栃煌山は小結に据え置きと予想します。 幕内、十両間は、照ノ富士、天鎧鵬、常幸龍、東龍、千代丸が昇進、 翔天狼、旭秀鵬、時天空、里山、琴勇輝が陥落と予想します。 ●十両● 今場所は、千代丸が優勝しました。兄弟での2場所連続優勝となりましたが これは史上初とのことで、来場所は幕内で兄弟で確約してもらいたいものです。 あと、照ノ富士、佐田の海も優勝争いに加わってましたね。 照ノ富士は来場所幕内ですが、幕内でも十両の時のような活躍を、佐田の海は 幕内を目指して頑張ってもらいたいです。 あと、新十両の魁ですが、十両の壁は厚かったですかね。 入れ替えの予想ですが、磋牙司、阿夢露、北磻磨が昇進、 隆の山、魁が陥落、木村山引退で1枠空くと予想します。 ●幕下● 21枚目の肥後嵐が優勝しました。木瀬部屋の力士ですが、木瀬部屋といえば アマチュア相撲経験者ばかりのイメージですが、肥後嵐はそうではない ようですね。アマチュア相撲経験者に負けないようさらに十両目指して 頑張ってもらいたいものです。 阿夢露は4枚目で5勝をあげました。怪我をした後は序二段まで 陥落しましたが来場所はまた十両に復帰ですね。今度は怪我をしないよう 土俵を務めてもらいたいものです。 蒼国来ですが、昨年7月場所で復帰して以来初の勝ち越しをしました。 またここから巻き返していってもらいたいですね。 琴弥山ですが、今場所は勝ち越して再十両を決めてもらいたいと 思っていたのですが、7番相撲で負けて負け越してしまいました。残念です。 ●引退● 元幕内の寶智山(寶千山)、木村山、元十両の琴国が引退しました。 寶智山ですが、三段目優勝してこれから巻き返していくかと思った矢先 だけにこの引退は驚きましたし残念です。 寶智山は、十両優勝して新入幕を決めたのが印象的でした。 木村山は、幕尻で負け越しても十両に陥落しなかったのもありますが、 幕下で苦労して十両に昇進したのが印象的でした。 琴国は、十両で2場所勝ち越したのが印象的でした。 今までお疲れ様でした。 |
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write:2014/01/27 | rewrite:2014/02/13 | update:2014/02/13 |