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平成19(2007)年大相撲9月場所・総評 | ||
<幕内> 今場所ですが、11日目には新入幕の豪栄道が優勝争いの単独トップに 立ったり、14日目には豪栄道と横綱白鵬の対戦があったりと 優勝争いが本当にどうなるのかハラハラさせられる場所でした。 新入幕と横綱の取組は12年ぶりだったようですね。 でも最後に白鵬が横綱として初の優勝を果たし、 横綱としての責任も果たすことができて良かったです。 あと、旭天鵬や安馬も終盤まで優勝争いを盛り上げてくれたと思います。 前半に8連勝してこのまま優勝争いに加わっていくかと思われた 安美錦ですが、そのあと5連敗したのが残念でした。 苦手力士や上位力士との対戦であまり勝てなかったようですが、 そのあたりを克服してこそ大関への道が開けるといったところでしょうか。 今度は優勝争いができるようまた力を付けていってもらいたいものです。 新大関の琴光喜は10勝して何とか大関としての面目を保った感じですが、 やはり大関としてのプレッシャーが強かったのですかね。 来場所以降は優勝争いに加わってもらいたいものです。 今年の新入幕力士は、10勝以上をあげ、活躍する力士が多いのですが、 今場所新入幕の豪栄道は、優勝争いをして横綱、大関との対戦があって 本当に活躍した場所になったと思います。横綱、大関に勝つことは 出来なかったもののこの経験を生かしてさらに強い力士に なってくれるのではないかと期待しております。 <十両> 予想通り把瑠都が優勝しましたね。 史上初の2度目の全勝優勝が成るかどうかが話題になっていましたが、 残念ながらなりませんでしたね。今度は、十両優勝ではなく、 幕内優勝を目指してもらいたいです。 あと、把瑠都に黒星を付けた若ノ鵬と千代白鵬も活躍したと思います。 若ノ鵬は筆頭の地位で10勝をあげて来場所の新入幕を確実に しましたし、千代白鵬も把瑠都に対してひたすら自分の相撲を 取りきっての白星は素晴らしかったです。 <幕下> 東筆頭の市原が活躍していたと思います。 師匠から命じられていた「7戦全勝」は果たせなかったものの 6勝1敗と好成績をあげ、こんどこそ十両昇進を確実にしたと思います。 本当にここまで苦労しましたね。この苦労を今後に生かしていって もらいたいと思います。 木村山ですが、十両昇進がかかっていたと思われる7番相撲で 負けてしまったのが残念です。たぶん今場所は昇進できないと 思われるので来場所こそ昇進できるようがんばってもらいたいものです。 来場所の十両昇進力士ですが、市原、磯部、芳東と予想します。 磯部は十両昇進したら改名すると思われますが、「○司」となるのか そのあたりも楽しみにしてます。あと、市原は改名するのでしょうか? <各段の優勝力士> 三段目を除いて全員外国人なのですね。 幕内、幕下、序二段がモンゴル出身、十両がエストニア出身、 序の口が韓国出身でした。 なんか、平成15年1月場所を思い出します。 あの時は、序二段優勝以外全員が外国人でしたが。 <引退力士> 今場所が始まる前に元前頭の若兎馬、場所後に元関脇隆乃若が引退 致しました。隆乃若については、怪我に苦しむ中、精一杯土俵を 務めていたのが印象的でした。今までお疲れ様でした。 |
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write:2007/09/24 | rewrite:- | update:開設日 |